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オウム真理教事件I武装化と教義

島田裕巳

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784798701264
ISBN 10 : 4798701262
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2012
Japan

Content Description

なぜ、あれほど高学歴の若者たちが理想を求めて無差別大量殺人に走ったのか。今また先の見えない日本で、若者は再びオウム的なるものに向かうのか。日本崩壊の始まりを告げた事件の真相。オウム理解の必読書として常に参照されてきた不朽の名著。オウム論のみならず現代日本論としても読み継がれる名著。

目次 : オウム事件と私/ 事件は解明されたのか/ ヨーガからの出発/ グルイズムへの傾斜/ 殺人を肯定するヴァジラヤーナの教え/ なぜ無差別大量殺人は敢行されたのか

【著者紹介】
島田裕巳 : 1953年、東京生まれ。作家、宗教学者。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。放送教育開発センター助教授、日本女子大学教授、東京大学先端科学技術センター特任研究員などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • もくもく

    同時代に生きる者として、生々しい事件の記憶をたどりながらTUを読了(…というか拾い読み)し、改めてその背景や社会的影響などについての事項を整理しました。事件に巻き込まれることで、宗教学者としての生き方まで変わってしまった著者の思いの吐露から始まり、多くの人の人生を狂わせ、日本人全体の「宗教観」さえ変えてしまった事件の核心にあった「オウム真理教」という思想?について、その教義や孤立化・武装化への道を解説しています。 我が国の「宗教学」という学問は、オウム以前・以後で大きく変貌しているようにも感じるのです。

  • サメ社会学者Ricky

    日本の宗教に精通した島田裕巳先生が、オウム真理教がサリンを使う無差別殺人に至る過程を教義に注目して解説する。魂は生まれ変わりカルマを負うという輪廻転生思想、そしてその魂を高いステージに導くために殺人を肯定する思想は、私の人生理念に反し、多くの人の幸福を奪いかねない危険思想である。島田先生の解説により、オウムがなぜそこに至ったのか、垣間見ることができた。

  • 預かりマウス

    劇的・ゴシップ的な内容ではないのであまり面白くはないが、一連のオウム事件の起きた根本原因を綿密に探求しようとしている。オウム事件は麻原の直接の指示というよりは、マハームドラー教義に縛られた弟子の忖度ではないか、というような内容。

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