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「謎」で巡る神社の歩き方 神社創建の歴史-鹿島・香取・春日・伊勢・祇園・氷川を中心に

島田裕巳

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784899920922
ISBN 10 : 489992092X
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2024
Japan

Content Description

近所を散策してみると、必ず神社に出合うことができます。それほど、日本人にとって神社は身近な存在です。そして、神社の存在は日本特有のものです。
それなのに日本人は、神社について知らないことが多すぎるのです。その理由の1つに、神社には「謎」が多すぎるということがあります。
本書は、そうした神社の様々な「謎」について、実際に著者が歩いてみた神社を中心に、改めて解説してみようという試みです。
「謎」というテーマを持って接することで、より神社を理解することの一助にしていただければ光栄です。

【著者紹介】
島田裕巳 : 1953年東京都出身。宗教学者、作家。東京大学文学部宗教学宗教史学専修課程を卒業、同大学大学院人文科学研究科博士課程修了。後に東京女子大学非常勤講師、放送教育開発センター助教授、日本女子大学教授、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員、同客員研究員などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • わ!

    面白い!強いて難点をあげると、本当にあっさりと読めてしまうというところだ(かなりもったいない気がしたぐらいである)。神社というテーマに関しては、どうしても「曖昧」な事柄が付きまとう。だからはっきりした説を唱え難いのだが、この本のなかで著者は、かなり頑張っている(と思える)。有耶無耶な事柄をこの様にスッキリした解説をしてくれるのはとても面白い内容だった。日本中の至る所に出てくる須佐之男命の分類する説話が面白かった。氷川神社と八坂神社は、こんな風に読み解けば、良かったのですね(あくまで一説だと思いますが…)。

  • 乱読家 護る会支持!

    内宮の北側にある内宮磐座。位置関係から荒祭宮を拝むと、内宮磐座を拝むことになる。しかし、伊勢神宮は内宮磐座の存在を無視している。伊勢神宮の信仰は、内宮磐座から始まったのかもしれない。。。など、著者の仮説による神社の謎解きですが、現実味がある話で面白かった。 少し前までは、政治(まつりごと)は、祭りごと。疫病や水害を鎮めることが為政者の務めであり、祭りごとは政治そのものであった。

  • ぽきゅぴん

    当初は「神宮」は3つだけだった、明治前後で神宮が増える、祭神がかわる、など興味深い話だった。もうちょっとまとめかたがうまいといいなぁ

  • 白やぎさん

    神社創建に関わる謎が提示してあるんだけど、何せ神話なので明確な答えが出ないことは仕方ない。でも、由緒に書いてあること、常識と思われていることは疑ってみなければならないことはよくわかる。転換は明治時代。ここもポイントだと思う。自分の力で調べてみることの大切さを感じた。内容については、不完全燃焼の感はあるが、気付きを与えてくれた。

  • Go Extreme

    神社創建の歴史: 鹿島神宮 香取神宮 春日大社 伊勢神宮 祭神の位置づけ 神宮 名称の謎 社伝 延喜式神名帳 政治と神の関係 祭神とその意義: 祭神 武甕槌大神 アマテラス大神 祭神の役割 地域社会 神社と祭りの関係 祭神の変遷 神社と政治: 政治的役割 藤原氏 春日大社 祭りと儀式 政治と宗教 政治的正当性 神話と信仰: スサノオ 洪水の神 神話 神話と政治 神聖視 伝承の役割 神社と文化: 地域文化 伝統 観光と宗教 神社巡り 神社の謎 神社名の由来 神社研究: 文献活用 日本宗教史 学際的アプローチ

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