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アート・ローの事件簿 盗品・贋作と「芸術の本質」篇

島田真琴

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784766428834
ISBN 10 : 4766428838
Format
Books
Release Date
April/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

アートをめぐる裁判、犯罪、贋作事件の真相とは。名画・美術品をめぐる意外な裁判ドラマ!

目次 : 1 アートとは何か(ホイッスラー「黒と金色のノクターン・落下する花火」の経済的価値/ ブランクーシ「空間の鳥」とアート? ほか)/ 2 アート犯罪(フェルメール贋作の売渡しは犯罪にあたるのか?/ 身代金目的の絵画泥棒? ほか)/ 3 盗品・略奪品は取り戻せるのか(クロード・モネ「ヴェトゥイユの小麦畑」は取り戻せるか?/ 紛失したシャガール「家畜商人」 ほか)/ 4 アートの真贋(二枚のダ・ヴィンチ「美しきフェロニエーレ」?/ 佐伯祐三の未発表作品群の真贋 ほか)/ 5 贋作売買(コンスタブル「ソールズベリー大聖堂」(贋作)の売買代金は取り戻せるか?/ 美術愛好家が購入したアングル「トルコ風呂のための習作」(贋作) ほか)

【著者紹介】
島田真琴 : 弁護士(一橋綜合法律事務所パートナー)。1979年慶應義塾大学法学部卒業。1981年弁護士登録。1986年ロンドン大学ユニバーシティカレッジ法学部大学院修士課程修了(Master of Law)。ノートンローズ法律事務所、長島大野法律事務所勤務、慶應義塾大学教授等を経て、2022年より現職。2005年から2007年まで新司法試験考査委員。2015年から2016年ロンドンシティ大学ロースクール客員研究員、2018年より同大学名誉客員教授。英国仲裁人協会上級仲裁人(FCIArb)。2022年よりアート仲裁裁判所(CAfA)登録仲裁人。専門:国際商取引一般、国際訴訟及び国際仲裁、アート法、イギリス法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • つーちゃん

    もしあなたが買った絵が盗品だったら、悪いのは売主だよね。でも売主も盗品と気付かなかったら?その前の持ち主も破産等で連絡が取れなかったら?あなたは絵の返還義務はあるのか。お金は返ってくるのか。美術×法律から、「アートとは何か」を自分なりに考えさせてくれる良書。個人的に、最後のNFTアート取引にすごく興味を持った。デジタルアートの所有権の在り方ってなんだろう。時代に合わせた法体制が必須ね。

  • Accoco

    アートとは何か?アート作品の関税が低い アート犯罪-メーヘレン画家のフェルメール贋作事件(ナチスを騙した)→映画もある、山田五郎も解説 盗品、略奪品は取り戻せるのか? 国によって異なる法律、元の持ち主保護気味、贋作をつかまされないように  アートの真贋 美術商ジョセフ・デュヴィーン(英)欧州没落貴族からニューヨークのニューリッチ達に美術品を売る仕事で成功、米を美術大国にした立役者、お抱えの美術史の権威バーナード・ベンソンによるお墨付きが無いものは買うべきでないと流布した。でもお金のためでない、男爵の称号

  • nobuharuobinata

    盗品・贋作の売買に関する英米法の実務について分析するもの。美術品(真贋含め)を売買する際の注意事項とかあり面白い。

  • P-man

    美術品取引と権利のドラマ篇に続いてこちらもおもしろかった!裁判所の判断における「芸術品」とは?贋作と知らずに売った人間の責任はどこまで?ナチスにより奪われた美術品が第三国に渡ったが取り戻せるか?などの訴訟がわかりやすく書かれています。頑張って探してもなかったくせに今さら所有権を主張するんじゃねえ!というのは厳しい気もするけど、法律的には「権利の上に眠るもの」と言うのですね、いやはや……

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