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世界は利権で動いている 扶桑社新書

島田洋一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784594098551
ISBN 10 : 459409855X
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

騙されてはいけない!
戦争、偽装難民、反日、財務省
美辞麗句の裏に利権あり!!

世界は「利権」で動いている。それは一つの国の内部で激しいせめぎ合いを生み、国家間の闘争やテロ勢力との戦いなどにも絡む。ひと口に利権と言っても中身は様々で、天然資源や漁場をめぐる「領土利権」から、脱炭素を旗印に太陽光・風力発電の特別優遇、補助金拡大を求める「再生可能エネルギー(再エネ)利権」、常に増税、天下り先確保を狙う財務省に代表される「官僚利権」、信者獲得をめぐる「宗教利権」に至るまで枚挙にいとまがない。
本書のタイトル『世界は利権で動いている』は、より正確には「世界はイデオロギー(観念形態)の衣をまとった利権で動いている」と表すべきものである。利権のみを露骨に優先して、主張を打ち出す集団は世論を動かせない。そこで彼らは、美辞麗句に彩られたイデオロギーを高く掲げる。いわく地球環境保全、いわく財政健全化、いわくLGBT(性的少数者)差別の排除‥。
マスコミを賑わすコメンテーターたちは、とかくイデオロギーで世界の「潮流」を説明し、「バスに乗り遅れるな」的な論を展開しがちである。政治家も例外ではない。しかし多くの場合、それらは危険な欺瞞であり、人々を間違った方向に誘導する。特定の勢力は利権を得ても、国全体としては衰退に向かうことになる。
2024年10月の総選挙に日本保守党から出て当選、衆議院議員となり、イデオロギーと利権が絡み合う政治の「空気」を肌で感じる身となった。表のイデオロギーと裏の利権は、文字通り表裏一体で動く。「裏の世界」というべき利権構造を掘り下げることで、現代社会はよりよく理解できる。
本書がその一助となれば幸いである。
島田洋一 (本書「はじめに」より)

【本書の内容】
はじめに 国際政治の「利権学」
第1章 戦争と「歴史利権」―こう反論せよ
第2章 「独裁者の戦争」と国際利権
第3章 「日本」を破壊する利益団体
第4章 「米国」を蝕むディープステート
第5章 日本に寄生する「中韓朝」の利権
おわりに 「常識への回帰」次代に向けて

【著者紹介】
島田洋一 : 1957年大阪府生まれ。京都大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程修了後、京大法学部助手、文部省教科書調査官を経て、2003年、福井県立大学教授。23年より名誉教授。24年10月の衆議院総選挙において日本保守党から出馬、近畿ブロック比例代表で当選。同党政調会長、拉致問題対策本部長を務める。Xフォロワー数は20万人を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • まゆまゆ

    エネルギーや資源など、世界の政治はイデオロギーを表に出しつつも裏では様々な利権によって動いていることを解説していく内容。日本保守党の現役代議士だけあって、性的マイノリティや男女共同参画に関する内容、中国·韓国に関する批判は強め……

  • tomo

    ☆☆☆☆ プーチンの理屈では、ウクライナなどという国は存在せず、東半分はロシア、西半分は雑多な東欧諸民族が住む土地という認識なのか。今の時代に武力で現状変更するってどういう了見?と思っていたけど、彼には彼の理屈があるのですね。もっとも国際的にもウクライナという国家が認められ、国連にも1票の権利が認められて、そんな理屈は通りらないと思うけど…”多文化共生社会🎶“、”世界から選んでもらう日本♡”、耳障りの良い言葉を使っている人たちは、怪しさMax(偏見⁉︎)だと思う。

  • Mark X Japan

    今や、自民党の底が抜けたようです。宏池会から自民党の総裁を排出しない時代が続いていたのも、納得できました。利権と政治狭間でどうなっていくのでしょうか。☆:3.5

  • Go Extreme

    利権とイデオロギー 再エネ利・官僚・宗教・歴史利権 歴史認識の歪曲 中国共産党の正当性強化 ナチズム比較研究 戦前日本の民主的議論 トランプの外交戦略 ロシア経済の弱体化 脱炭素政策 化石燃料採掘制限 ウクライナ侵攻の誘発因 不法移民利権 ディープステート 学術会議の規制 防衛研究の停滞 LGBT法の圧力 親トランスジェンダー判決 偽装難民 自己女性化性愛症 女性の安全脅威 科学的知見の否定 利権追求による衰退 天下り先確保 左翼学術機関 国家主権 既得権益層 政治の空気 イデオロギーの正当化機能

  • ふくちゃん

    著者の知見の広さに圧倒されます。幅広い項目でほんの事例紹介のようなものが多数示される。詳細に記述すると際限が無い内容のコンパクト版なのでしょうか。財務省の行動原理は税を徴収する新たな仕組みと天下り先の創出と以前何かで読みましたが、やはりそうなのですね。好景気による増収は手柄にならないと。レーガンは同様の状態だった米国のそこを改革したなど、具体的で分かりやすいです。ただ情報が密で読む集中力と次のトピックに移る頭の切り替えが必要でした。がばいばあちゃんは登場しなかった。♤

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