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ISBN 10 : 415140029X
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現代演劇の父、岸田國士の戯曲選集刊行開始。劇に何が語られているかを問うことは、かならずしも劇それ自身の美を問うことではない。劇が劇であるためにまず何よりも大事なのは、劇の言葉である。つまり劇的文体。岸田國士はこれを「語られる言葉の美」といい、「非」劇の言葉こそ問題なのだと明言した。
【著者紹介】
岸田国士 : 1890年(明治23年)東京・四谷生。劇作家、小説家、評論家、翻訳家、演出家。陸軍士官学校を卒え少尉に任官したが、退役。東京帝国大学仏文選科に学び、フランス演劇への興味を深め渡仏。ジャック・コポーのヴィユ・コロンビエ座やジョルジュ・ピエトフの一座に出入りし、同時代ヨーロッパの芸術革命の波に触れて1923年(大正12年)に帰国。「劇作」の創刊、久保田万太郎、岩田豊雄とともに文学座を創設。戦後は1950年に結成の雲の会に文学立体化運動を提唱するなど現代演劇の理論的指導者としても多大な業績を残した。53年日本芸術院会員。翌54年「どん底」演出、舞台稽古中に倒れ急逝。岸田國士戯曲賞は、新人劇作家の登龍門として知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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モルテン
読了日:2014/01/09
Miss.W.Shadow
読了日:2011/11/03
kuboji
読了日:2019/05/17
AnoA
読了日:2015/10/29
kino
読了日:2011/11/19
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