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江戸の人になってみる

岸本葉子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794968524
ISBN 10 : 4794968523
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2014
Japan

Content Description

「宵越しの金」はいらない?長屋での一人暮らしは快適?今の時代と、どちらが楽しそう?駒込の富士塚、山王祭、お月見、鷲神社の酉の市…『絵本江戸風俗往来』を片手に江戸を追体験。エッセイストが誘うお江戸案内にして、年中行事カレンダー。

目次 : 1 お江戸の一年(浅草寺の花祭/ 身近な富士詣/ 御用祭の夏/ 秋はお月見/ 火事と喧嘩が華なのは/ 歳末近き酉の市/ お正月を迎える/ 初午の稲荷神社へ/ 寺子屋へ入門)/ 2 お江戸の一日(一日のはじまり/ ごはんの支度/ 着るもの、化粧/ 髪をセット/ 仕事に出よう/ 家事をするうち昼下がり/ 井戸とトイレ/ お風呂でスキンケア/ たまの息抜き/ そろそろおやすみ/ 病のときは)

【著者紹介】
岸本葉子 : 1961年神奈川県生まれ。東京大学教養学部卒業。エッセイスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • あつひめ

    前半よりも後半が楽しめた。これを読んだあとは時代小説をよりいっそう楽しめる気がする。江戸時代の時間の使い方はとても興味深かった。炊きたてご飯は朝食べるのにはビックリ。壁が薄いし、トイレもプライバシーに欠けるような状況でも、長屋の暮らしはお互い様精神で和気藹々…と接する事ができるのかもなぁ。昔の人は、意外と開けっぴろげ?物も少なく水回りもない生活は掃除の手間が省けて楽だったろうな。江戸の人のシンプルな暮らしぶり。そして中食の発達。意外と快適な部分もあったのかもなぁ。現代でも江戸の人の精神を真似てみたくなる。

  • ぶんこ

    東京下町育ちなので「お江戸の一年」の歳時記とも言える行事に馴染みが多く、また俳句に興味も持てなかったので、軽く読み飛ばしました。 「お江戸の一日」も、山本一力さんの小説を読んでいたので、ある程度は想像出来る事。 長屋の様子のイラストは面白かったです。 ちょっと物足りなくはありましたが。

  • Willie the Wildcat

    歳時、ひねもす。風物や心のあり方を通した文化の振り返り。1つ挙げるなら、やはり「酉の市」。日本の師走が、ただただ恋しい・・・。著者の軽妙な語り口が、”旅”の醍醐味を増す!(笑)文字通り、花より釜飯屋?!火事、疫病、飢饉など、日夜晒される様々な危険。神頼みの気持ちもわかるなぁ。無病息災!蛇足ですが、「言問団子」に「芋頭」・・・?ググリました。(汗)

  • みさどん

    常体と敬体が混じっていたのは読みづらかった。あくまでもおしゃべりの形をとってらっしゃったのかな。前半は現在と昔が入り交じり、はっきりしない描写が多かったけど、後半は楽しめた。大火による焼失が多く、病気などで短命ということもあり、今日という日を大切に生きようとする思いが一番だったことからも江戸の活気が想像できる。自殺など少なかったのでは。生活の香りや喧騒、子ども達の様子、外国人から見た江戸の良さなど、意外な視点があって面白かった。長い髪は大変で、化粧は危険、歯は面倒、女性の着飾る気持ちはいつの世も厄介。

  • なにょう

    なんでも使い回して気軽なお江戸の暮らし。だが、庶民は着物は持ってせいぜい2、3枚。朝にご飯を炊いてあとは残り物。火事、流行り病は怖いよう。神さまに無事を祈ることしかできない。人の生命は四十まで生きられれば御の字。だから、子どもは大切に可愛がられた。★江戸にまつわるあれこれ。後半の1日の暮らしを再現した部分は面白かった。

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