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地域社会論再考 研文選書

岸本美緒

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784876363407
ISBN 10 : 4876363404
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2012
Japan

Content Description

一九九〇年代以来、比較的広範な読者向けに書かれた文章をもとに編集した全二冊の論集の二冊目。専門的な論文と異なり、講座物や特集などさまざまな機会に依頼を受けて書いたもの。

目次 : 1 市場と貨幣(市場と社会秩序/ 清代中国の経世論における貨幣と社会/ 土地を売ること、人を売ること―「所有」をめぐる比較の試み)/ 2 国家と社会秩序(「市民社会」論と中国/ 中国における暴力と秩序―前近代の視点から/ 明末清初における暴力と正義の問題/ 動乱と自治―日中歴史イメージの交錯/ 「中国」の擡頭―明末の文章書式に見る国家意識の一側面/ 清朝工程の江南巡幸)/ 3 驚く歴史家、驚く読者(驚く歴史家、驚く読者―加藤博『アブー・スィネータ村の醜聞』を読んで/ 比喩と「中国社会論」/ 妖僧大汕と広東の文人たち/ 上海の城隍廟/ 結婚しない同盟―広東製糸女工の人生設計)

【著者紹介】
岸本美緒 : 1952年、東京都生まれ。お茶の水女子大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ふみ乃や文屋

    私は基本的に経済・経済史、それも明清時代という、興味が薄い分野の本で、どうも理解しにくかった。それに加え、私の記憶力の悪さがたたり、前に書いてあったことを読んだそばから忘れ、論の展開を把握できないという本読みにあるまじき状態に。とはいえ「擡頭」の節は大変興味深かった。

  • Rico_bosin

    市場・共同体・国家といった今日的課題を,中国明清史研究の現場に即して綴った論集。明清期に現れた様々な問題が,現代中国のみならず現在の日本の社会状況とも通底する。軽妙だが深い。

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