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藤原仲麻呂

岸俊男

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784642050692
ISBN 10 : 4642050698
Format
Books
Publisher
Release Date
March/1987
Japan

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 星乃

    仲麻呂の功罪がよくわかる。計数に強く唐風趣味で秀才なイメージだったが、そういった華々しい功績は光明皇后が生きている間のこと。それ以降は新貨幣を発行しインフレを招いたり、東大寺の恨みを買うような政策を行ったり何かと問題も。飢饉や信頼していた仲間が次々と亡くなったことを考慮したとしても、結局のところ他の氏族と信頼関係を構築できなかった人望のなさが仲麻呂の敗因なのではないかと手厳しい評価。寺と皇族を敵に回すとろくなことがない。

  • :*:♪・゜’☆…((φ(‘ー’*)

    父武智麻呂の急死がなかったら「南家の次男坊として、彼はむしろ学問好きな平凡な一貴族として終わったかもしれない。」唐の政治制度を積極的に取り入れつつも経済政策は苦手だったようで、その失敗と天災飢饉疫病とひどい時代だったこともあり、キツそうな人生を生きたと感じた。天平時代って天が平和にならなかった暗い時代だったのかな。溌剌とした飛鳥時代の仏像や建造物と違って、天平時代のものは時代の暗さが表れているというのだけど、自分はそう言われてじっくり見てもわからない。

  • ほしまめ

    【授業用】やっぱりこの本買おうかな´`

  • mantrapri

    先日、仲麻呂惨死の地・勝野の鬼江に行ってきました。憐れむべし極冠の横死。惜しむべし一族の灰塵。入道相国と比しても、その惨劣るまじ。

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