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紫式部の言い分 ワニブックスplus新書

岳信也

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784847062155
ISBN 10 : 4847062159
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
岳真也 ,  

Content Description

『源氏物語』、そして作者の紫式部には、ずいぶんと謎めいたところがあります。『源氏物語』は、紫式部が「光」に「自分の思い」を託した、広い意味での「私小説」のようにも感じられます。おそらく紫式部には彼女なりの「言い分」もあったにちがいありません。まぁひとつ、それを彼女にじっくり聞いてみようではありませんか。

目次 : 第1章 紫式部の生い立ちと少女時代/ 第2章 越前へ/ 第3章 宣孝との恋愛と結婚/ 第4章 暗く寂しい寡婦暮らし/ 第5章 初出仕、女房となる/ 第6章 藤原道長は「ソウルメイト」/ 第7章 『源氏物語』を「私小説」として読む1/ 第8章 『源氏物語』を「私小説」として読む2/ 第9章 ライバルたち―清少納言と和泉式部/ 終章 「雲隠」を地で行った紫式部

【著者紹介】
岳真也 : 1947年東京生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業、同大学院社会学研究科修士課程修了。2012年歴史時代作家クラブ賞実績功労賞、2021年『翔wing spread』(牧野出版)で第1回加賀乙彦推奨特別文学賞を受賞。日本文藝家協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ichi

    【図書館本】紫式部の一生について、わかりやすい文章でした。

  • ニョンブーチョッパー

    ★★★☆☆ 紫式部本人やその時代のことがすっと頭に入ってくる。「光る君へ」の設定とは結構違う部分もあるのだなと認識した。兄と姉がいて、本名は「香子(かおるこ)」と推察される、道長とは何もなかった(パトロン、ソウルメイト)、賢子は道長との子じゃない、清少納言とは接点なかった、など。

  • Snowy

    NHKの『光る君へ』を見るうちに、紫式部や人文関係に興味を持って読んだ。ドラマのエピソードが、実際にあったことや、それを膨らませ脚色したものであることを知り、興味深かった。

  • ず〜みん

    歴史作家の源氏物語評という感じの本。

  • カチ

    紫式部の言い分、との題名ながら、筆者自身の主観が展開されていて、私とは考えが違うかなと思うところもあった。紫の上に実子がない理由の推測など。宇治十帖までが式部の書いたものかどうかは謎だが、あり得ることのような気もした。

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