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ISBN 10 : 4766426436
Content Description
なぜ、日本で独自の進化を遂げ、これほどまでに広まったのか?中国料理をめぐる政治・社会情勢に着目しながら、東アジアにおける食の文化交流の多様な軌跡をひもとき、新たな史実を究明する。
目次 : 日本の中国料理はどこから来たのか/ 第1部 近現代日本の中国料理(戦前期日本の「支那料理」―家庭での受容と「支那料理店」をめぐる状況/ 日本における中国料理の受容:歴史篇―明治〜昭和30年代の東京を中心に/ 日本における中国料理の受容:料理篇―明治〜昭和30年代の東京を中心に/ 日本の華僑社会におけるいくつかの中国料理定着の流れ―神戸・大阪を中心として/ 京都の中国料理―伝統の創造と料理の帰属/ 熊本の「郷土料理」としての中国料理「太平燕」から考える―素材と文脈、文化を「囲い込む」こと、開くこと/ 日本における中国料理の料理人の現地化と業界団体の変化)/ 第2部 越境する中国料理(料理人と料理教育者―台湾が日本に輸出した「中国料理」:1945年から1970年を中心に/ チャジャン麺ロード―20世紀東北アジア、チャジャン麺流浪の旅/ 朝鮮半島における「中国料理」の階段的受容―分断後の韓国までを視野に/ グローバル政治におけるディアスポラ汎中国料理の創出/ 中国教育と中国の「食文化」に関する考察―中国語テキストにおける事例を中心に)/ 第3部 中国料理の文化と政治(「中国料理」はいつ生まれたのか―『申報』に見える料理の語彙の分析を通して/ 1920‐30年代における上海の調味料製造業と市場競争―中国の味精と日本の味の素に着目して/ 太平洋戦争下の食と健康―中国の日本人俘虜は何を食べていたのか/ 北京老字号飲食店の興亡―全聚徳を例にして)
【著者紹介】
岩間一弘 : 1972年生。慶應義塾大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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読了日:2021/11/05
金宗泰
読了日:2023/09/23
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