Books

フィンランドの高校生が学んでいる人生を変える教養 青春新書インテリジェンス

岩竹美加子

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784413047050
ISBN 10 : 4413047052
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

世界幸福度ランキングで、7年連続1位に輝いたフィンランド。フィンランドの学校には「良く生きるための授業」がある。それが、心理学、社会学、政治学、哲学など、様々な分野を横断しながら、自分の人生観を育むための知識と教養を得る「人生観の知識の授業」。「良い人生って何?」「生きる意味はどこにある?」などの問いに向き合いながら、自分だけの答えを探すフィンランド独自の授業、そしてその教科書から、自分らしく、幸せに生きるヒントを探る。

【著者紹介】
岩竹美加子 : 1955年東京都生まれ。フィンランド在住。明治大学文学部史学地理学科卒業後、会社勤務を経て渡米。ワレペンシルヴァニア大学大学院民俗学部博士課程修了(Ph.D.)。早稲田大学客員准教授、ヘルシンキ大学教授等を経て、同大学非常勤教授(Dosentti)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ザビ

    「人生観の知識は、あなたが自分に適するように選べる積み木のようなもの。あなたが選んで積み上げる。それは様々な事柄を多面的に考えることを可能にする」欧州と日本の大きな違いは、人生の選択肢の多様さや自由度にあると思った。個々人の自由と責任で選ぶのが欧州なら、社会規範に沿いその範疇から選ぶのが日本。例えばフィンランドでは、学生ー社会人という区分けはない。人生の時々で自由に行き来できるからだ。いつからでも学びなおせるし、いつからでも働き始められる。だから新卒就活などの概念もない。日本って見えない壁が強いんだなと。

  • アマザケ

    今の学習指導要領はフィンランドをモデルにしたと聞く。フィンランドはPISA(国際学力調査)は常に上位。少人数学級、個性重視、自主性尊重のこの国の教育は興味深い。国民の幸福度も高い。日本の教育は戦後、一斉指導、勤勉、規則遵守、道徳を重んじてきた。今は、その教育も限界が来ている。ただ、優れた面もある。検定教科書と学習指導要領のおかげで国全体で高いレベルの教育が受けられる。それはとても素晴らしい。 国民性や文化の違いがあるので、フィンランドと単純に比較できないが、「人生観の知識」の授業はこの目で見てみたい。

  • はるき

    高校の教科書のレベルの高さに驚きしかない。先行き不明な世界を生き残るには、賢明な市民が必要で、そのための投資は惜しまない。西洋に対する過剰な自負より他文化への共感を。良き討論は相手を尊重することから。学びが多い良書。

  • おさと

    日本の教育は確かに国にとって都合の良い人間を育成しているだけなんだけれども。フィンランドの「人生観の知識」という学び、確かに素晴らしく、私もそんな教育を受けてみたかったと思うのだけれども。あまりにもフィンランド〇、日本×な主張が強すぎて、いわゆる「上から目線」が強すぎて押し付けられている感が強かった。でも読んで良かったよ。

  • まゆまゆ

    フィンランドの学校で教えられている「人生観の知識」について紹介する内容。良い人生とは、の問いに答えはないが、前提とする平等やこどもの権利をベースにどうやってウェルビーイングを叶えるか、をなぜそう考えるのかを主に対話を通じて知識を得て考えていく。自分で調べる、とはたいていユーチューブの誤った動画で騙されること、には笑った。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items