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直観脳 脳科学がつきとめた「ひらめき」「判断力」の強化法 朝日新書

岩立康男

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784022952608
ISBN 10 : 4022952601
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2024
Japan

Content Description

《最高の意思決定を生み出す極意を、科学的に解説!!》


最新研究で、直観を導く脳の部位が明らかになった。優れた判断をしたいなら、「集中すること」は厳禁。直観力を高めるためには、むしろ意識を「分散」させることが重要となる。


これまであいまいとされてきた直観のメカニズムを、脳の専門医が解説。直観を駆使し、「創造力」を発揮するための実践的な思考法も紹介する。



◆本書の構成

第1章:直観を導くメカニズム
第2章:集中してはいけない
第3章:直観をたぐり寄せる「記憶のネットワーク」
第4章:論理的思考を超える
第5章:AI時代の脳の使い方
第6章:直観力を発揮する

【著者紹介】
岩立康男 : 1957年東京都生まれ。千葉大学脳神経外科学元教授、現在は東千葉メディカルセンター・センター長。千葉大学医学部卒業後、脳神経外科の臨床と研究を行う。脳腫瘍の治療法や脳細胞ネットワークなどに関する論文多数。2017年には、脳腫瘍細胞の治療抵抗性獲得に関する論文で米国脳神経外科学会の腫瘍部門年間最高賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • haruka

    集中しすぎてはだめ。ひらめきは脳が分散しているときに、無意識の彼方から降りてくるから。そんな「直観」をもたらす脳のメカニズムを説く本。私たちに湧きおこるアイデア、違和感、理由なき人生の決断。それらはグリア細胞の3次元ネットワークにより、複数箇所のニューロンが同時発火し、別の記憶どうしが結びつくことで生まれるのだという。直観こそ膨大な記憶に基づいていて最も論理的なのですよ〜と。さいしょの直観を幼稚な情動だと決めつけて、何年もひたすら苦しみ分析して出した決断で大失敗したことがある…直観も大切にするべきだったな

  • 佐倉

    一般的に集中すること、論理的に思考することなどが良いとされがちだが、分散系(前頭前野と大脳皮質を結びつける神経線維”帯状回”の働き)はそうした時には抑制され、景色を眺めたり散歩したりといった何もしていない時にのみ活性化する。その働きによって情動や意味記憶、手続き記憶などの無意識的な記憶が検索されたり結びつけられていくのだという。著者はこの意識に登らない脳の活動の結果を直観とし、直観が働くためのメカニズムや具体的な行動を説いていく。

  • 大先生

    AI時代に人間に求められるのは「直観」であることを解説した本です。【脳の広い範囲に蓄えられた無意識の中にある記憶同士がつながる瞬間に「直観」が生まれる。これは論理的思考を包含し、本能や感情、知識や経験等を総合的に結集した脳の働き。集中すると脳の一部しか働かないため直観は働かなくなる。直観を得るには意識の分散が必要であり、五感を刺激すると良い。オススメは散歩。アートは鑑賞より、自ら絵を描く方が効果大。毎日違う香りも効果あり。もちろん睡眠も大切。集中、思い込み、自己限定、ネガティブな情動は直観力を低下させる】

  • oooともろー

    直感ではなく直観。集中しないことで脳の分散系を働かせること。散歩の効用。

  • takao

    集中系と分散系 グリア細胞の3次元ネットワークによりニューロンが同時発火する「超並列処理」が行われている。p.138 朝の目覚めた直後、創造的仕事 理想的な睡眠は7時間 優柔不断⇒分散系⇒創造性につながる可能性

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