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リフレが日本経済を復活させる

岩田規久男

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784502478208
ISBN 10 : 4502478202
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Content Description

デフレは貨幣現象であり、そうであるからこそ、デフレ脱却には金融政策が不可欠である。なぜデフレは貨幣現象なのか、なぜ金融政策によってデフレから脱却できるのか、なぜその過程で生産と雇用が増大するのかを、論駁の余地のないように明らかにする。

目次 : 第1章 デフレの即効薬は金融政策/ 第2章 金融政策はストック市場からどのように波及するのか/ 第3章 貨幣がなぜ実質変数を動かすのか/ 第4章 資産市場はどのように実体経済を動かすのか/ 第5章 貨幣と金利との関係はどうなっているのか/ 第6章 財政政策は有効か/ 第7章 金融政策運営の望ましい枠組みとは何か/ 第8章 日本のケインズ主義に貨幣理論がないのはなぜか

【著者紹介】
岩田規久男 : 学習院大学経済学部教授。1942年生まれ。東京大学経済学部卒業、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。上智大学経済学部講師、同助教授、同教授を経て、1998年より現職。専攻は金融論、経済政策及び日本経済論。主著、『土地と住宅の経済学』(日本経済新聞社、1977年:エコノミスト賞)、『昭和恐慌の研究』(編著、東洋経済新報社、2004年:第47回日経・経済図書文化賞)など

浜田宏一 : イェール大学名誉教授。1936年生まれ。東京大学法学部、経済学部卒業。イェール大学Ph.D.(経済学)。東京大学経済学部教授を経て、1986年よりイェール大学教授。2001〜2003年内閣府経済社会総合研究所長。2012年内閣府参与。専攻は金融、国際金融、法と経済学

原田泰著 : 早稲田大学政治経済学術院教授。1950年生まれ。東京大学卒業、ハワイ大学経済学修士。学習院大学経済学博士。経済企画庁国民生活調査課長、同海外調査課長、財務省財務総合政策研究所次長、内閣府経済社会総合研究所総括政策研究官、大和総研専務理事チーフエコノミスト等を経て、2012年より現職。専攻は経済政策。主著、『日本国の原則』(日本経済新聞出版社、2007年:石橋湛山賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • jj

    13年刊。編集者 前日銀副総裁岩田氏、イエール大浜田氏、前日銀審議委員原田氏。日本の代表的リフレ派による著作。安達、矢野、平野、青柳、飯田、若田部 各氏。リーマンショック時、日銀白川総裁は各国協調金融緩和に参加せず、$、€、£の通貨増の中、円だけが通貨量増加させず、円の希少性上昇の為、ドル円76円台という超円高に。超円高放置、株価低迷、失業率up、日本企業に与えたダメージは計り知れなく、産業の空洞化を一気に加速させた。デフレ下の日本経済にリフレ政策の必要性を理解させるための著作。とても参考になる。

  • takao

    ふむ

  • ゐたふ

    リフレ派の主張がアカデミックに論じられた一冊。第8章は、日本のマクロ経済学に関する学派的背景が述べられているので、これをはじめに読んだうえで本書を読み進めるほうが良かっただろう。岩田氏執筆の第7章は、反リフレ派の論拠に対して一石を投じており、見逃せない。理論的にやや不明瞭なマネタリー・ベースの波及経路や、市場における需給を度外視したファイナンシャル・アクセラレータ理論などについては疑問が残った。リフレ政策成功のためには、消費増税は時期尚早であったし、日銀法改正は一刻も早く成し遂げられるべきだと感じた。

  • kurosuke

    読んではみたものの難しくて腹に落ちず。経済学は難しい。

  • YayoiM

    『アメリカは日本経済の復活を知っている』をもうすこし理論的に書いたのかと思って読んだが…。タイトルを理解できる人(マネタリーベースの増大が株高と通貨安をもたらし、輸出産業の活況と株主の<期待>によって全体の景気が短期的に浮揚するという論)は、別にこの本を読まなくてもいい。

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