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自衛隊最高幹部が語る台湾有事 新潮新書

岩田清文

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784106109515
ISBN 10 : 4106109514
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

現実味を増す台湾有事に備え、自衛隊の元最高幹部たちが「有りうるかも知れない有事の形」をシミュレーションしてみた。シナリオは、グレーゾーンでの戦いの継続、物理的な台湾の封鎖、全面的軍事侵攻、終戦工作の4本。実際に有事が発生したら政府は、自衛隊は、そして国民は、どのような決断を迫られるのか。リアルなストーリーを通じて、「戦争に直面する日本」の課題をあぶり出す。

目次 : 第1部 台湾有事シミュレーション(想定する背景/ グレーゾーンの継続 第3次台湾海峡危機(1995‐96年)型/ 検疫と隔離による台湾の孤立化 ベルリン危機(1961年)型/ 中国による台湾への全面的軍事侵攻/ 危機の終結)/ 第2部 座談会―台湾有事の備えに、必要なものはなにか(台湾の価値を正しく認識せよ/ 国家戦略上の弱点/ 自衛隊は準備できているか/ 戦時における邦人輸送と多国間協力)

【著者紹介】
岩田清文 : 1957年生まれ。元陸将、陸上幕僚長

武居智久 : 1957年生まれ。元海将、海上幕僚長

尾上定正 : 1959年生まれ。元空将、航空自衛隊補給本部長

兼原信克 : 1959年生まれ。元内閣官房副長官補、国家安全保障局次長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Garfield

    ★★★★☆☆☆ 安保の分野は、これまで無意識に避けていましたが、ウクライナ侵攻を受けて意識を改めました。その上で、身近なこととして、近年の中国の行動からは絵空事で済まない台湾有事に関する本書を読んだ次第。前半はいくつかのシナリオでのシミュレーション、後半は同検討者による対談。シミュレーションを行うと、日台に国交がないため有事に機動的に高度な連携を図る基盤がないこと、白と黒しかない日本の法体系ではグレーゾーン事態への対応が困難なこと等、大きな問題があることが理解できた。安保問題、具体的に真剣に向き合わねば。

  • あんさん

    防衛費予算増額を受け、基礎知識学習の一つで読む。自衛隊関係者の危機意識の高さ。なるほど対応する装備は比較にならないほど貧弱。シミュレーションで印象的だったのが、サイバー攻撃と情報通信途絶の影響の大きさ。憲法や関連する法律に関してはもう少し勉強したい。

  • 友蔵

    最後の30ページ程度はパス。今の日本人は平和ボケしすぎている。中国とロシアは危険だと、正しく認識して相応の準備をしておく必要がある。いざという時に、恐らくアメリカは助けてはくれない。台湾有事が起きれば、ほぼ間違いなく日本も有事に巻き込まれる。ここ数年の間に起きてもおかしくはない。。我々は、自分の国を自分たちの手で如何に守るかを考えて準備していかないといけない。

  • バルジ

    台湾有事における各シミュレーションのリアルさと鼎談において明らかになる日本の安全保障体制の脆弱さに思わず慄然とする。まずシナリオについてはサイバーや世論工作といった点を加味して進んでいくが、進むにつれ「アメリカ頼み」と日頃の準備不足が露呈していく。シミュレーションでは安全保障に詳しい国会議員が参加しているが、それでも法的論拠や事態認定と言った机上論に走りがちであり、とても実戦に耐えうる体制とは思えない。また南西諸島の住民保護や策源地攻撃能力含め余りにも整理しなければならない論点が多く、目眩がする程である。

  • Tomonori Yonezawa

    地元図書館▼2022.5.20発行▼第一部4シナリオ、第二部が座談会で4章構成、テーマは🇹🇼の価値、国家戦略上の弱点、SDFは準備出来てるか?、戦時の邦人輸送と多国間協力。全部で293頁。▼一部のシナリオは何か読みづらい印象。何かで見たか読んだような気も…って事でサーッと流し。▼二部の座談会、こちらは面白い。「在中邦人と🇨🇳進出企業は(?ない)」のとこ、有事の現実を伝えてくれていますので?には何が入るかご自身で確認を。▼そうは言ってもこの本、右寄り系メディアに接しまくりの人には既読感ある本でした。

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