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自衛隊最高幹部が語る令和の国防 新潮新書

岩田清文

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784106109010
ISBN 10 : 4106109018
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

令和日本の最も重要な戦略的課題は、力による現状変更に躊躇しなくなった中国の封じ込めである。台湾有事は現実の懸念であり、その際には尖閣諸島や沖縄も戦場になる可能性がある。自衛隊は本当に国土・国民を守り切れるのか。日米同盟は機能するのか。そして国民に「有事への備え」はあるのか。陸海空の自衛隊から「平成の名将」が集結、「軍人の常識」で語り尽くした「今そこにある危機」。

目次 : 第1章 日本の戦略環境/ 第2章 台湾危機への対応/ 第3章 朝鮮半島/ 第4章 アジアにおける核抑止戦略/ 第5章 科学技術政策と軍事研究/ 第6章 日本の安全保障はどうあるべきか/ 日本の安全保障に対する10の提言

【著者紹介】
岩田清文 : 1957年生まれ。元陸将、陸上幕僚長

武居智久 : 1957年生まれ。元海将、海上幕僚長

尾上定正 : 1959年生まれ。元空将、航空自衛隊補給本部長

兼原信克 : 1959年生まれ。元内閣官房副長官補、国家安全保障局次長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • まーくん

    軍が政治に関与したことで「国を誤り」、惨禍を招いたと深く反省、戦後は文民統制を堅持してきた。その結果、現役自衛官の公的発言は聞かれないし、当然そうあるべきと思う。ただ、現実に国防の任に当たる自衛隊幹部が如何に考えているかは知りたいところではある。元幕僚長など退役将官が対談の形で意見を開陳。戦略や情勢判断では特段、驚くようなことは無かったが、ある元将官は図上演習を見たとき、護衛艦が結構沈むことになっていることに驚き、それは数百人単位で人が死ぬことを意味し、本当にそんな作戦が継続できるのか疑問を呈している。⇒

  • はる坊

    日本の国防について自衛隊元幹部が語り合う。 中国、北朝鮮の脅威が迫っている中で、日本はこれといって具体的なことは出来ていない。 終戦記念日が近づいているが、こういう時こそ今後の日本の国防戦略について話し合いをして、情報共有をしなければならないと思う。 戦争はしてはいけない、というところで止まってはいけない。 したくなくてもせざるを得ないのは過去の歴史が証明している。 日本の置かれた状況を考えて、何をすべきなのか。 本書はそれを考えるのに最適。

  • こちょうのユメ

    兼原克信と元自衛隊幹部3人との対談。日本の国防の現実と課題が指摘されている。内容はウクライナ紛争やガザ紛争前の2020年頃。焦点は北朝鮮・中国・台湾有事にあるが、現在はドローンなどの登場により軍備も変化している。アメリカが世界の警察を退いた今、中国・北朝鮮の脅威が増大するため、ロシアとは正面対決を避けるべきという。軍事戦略は最悪を想定し、外交は笑顔を振りまきつつ、背後で軍備を整えるのが世界の常識とされる。自衛隊は国民に銃を向けてはならず、銃を向けるのは侵略してくる外敵である。そのとおりだ。⤵

  • CTC

    4月の新潮新書新刊。座長は元外交官で内閣官房副長官補や国家安全保障局次長だった兼原信克氏(59年生まれ)。元陸海の幕僚長(ともに57年生まれ)と、元空将・空自補給本部長(59年生まれ)を集めて現代の国防課題を語るもの(幕僚長の定年は62歳だが、お3方の退官は58〜59歳。転職に適切な頃合いがあるのかな?)。私に良し悪しや真偽を判断する知識や軸がないのでなんともだが、興味深く読んだ。「島に取り残された国民と陸自は、中国の攻撃に対し歯を食いしばって耐えていろという事?」同期の2人は中々熱い議論をしています。

  • バルジ

    退役した元自衛隊最高幹部と元国家安全保障局次長という日本の安全保障政策の中枢にいた4名による鼎談集。単なる馴れ合いの議論ではなく、時折各3自衛隊間の認識の差異が激しい議論になることもあり、本音ベースで語っている。特に岩田元陸幕長が「海自・空自は領土とそこに住む住民を守るという意識が乏しいのでは」と述べた部分は自衛隊内の微妙な空気感を感じさせる。本書では相当踏み込んだ有事想定の議論がされているが、鼎談者の厳しい現状認識とは裏腹に戦略や法律面といったソフト面から自衛隊の装備といったハード面まで課題山積である。

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