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デフレとの闘い 日銀副総裁の1800日

岩田一政

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784532354312
ISBN 10 : 4532354315
Format
Books
Release Date
July/2010
Japan

Content Description

金融政策現場の舵取り役として、デフレ・不良債権という2つの問題解決に立ち向かった著者5年間の奮闘記。国際会議での臨場感あふれる議論や多彩な登場人物との交流なども織り交ぜ、エッセイ風に綴る。

【著者紹介】
岩田一政 : 1946年生まれ。70年東京大学教養学部卒業、経済企画庁入庁。西ドイツ世界経済研究所留学、OECD勤務(経済統計局金融財政政策課)、経済企画庁経済研究所主任研究官を経て86年、東京大学教養学部助教授に就任。同大教授を経て、2001年内閣府政策統括官。03年より08年まで日本銀行副総裁。2008年から09年まで経済財政諮問会議委員。現在、内閣府経済社会総合研究所所長、東京大学名誉教授。主著、『金融政策と銀行行動』(浜田宏一教授と共著、東洋経済新報社、1980年、第21回エコノミスト賞受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • メルセ・ひすい

    13-132 赤71 デフレ竜が再び!(/ω\)まだ底を打っていないんだよ。副総裁!失政の責任を取るルールが無いのが一番の問題。トップ・幹部にペナルティが必要…年金の削減、退職金の劇的減額。為政者にも絶対必要要件である。総理、大臣の年金過算はそく廃止、議員年金廃止。国民年金で十分! もともと経済的困窮者は諸議員になれないのだから一般国民と同等でよい。…ただし、国民的評価が高かった政治家、上級公務員には集中的に報奨金をあてるべき!当然、評価機関を立ち上げる。★バケツの底の蟹!余りにお粗末ヾ(。`Д´。

  • 海二見

    横断性条件,複数均衡,NKモデル,収束条件など動学マクロ経済学の知識がちょこちょこと必要な場面があった。第8章でマクロ・プルーデンシャル政策をわりと他書より詳しく扱っており、中央銀行がどこまでその分野に関わるかという問題が個人的には興味深かった。

  • むとうさん

    日銀の2006年のゼロ金利解除の際に副総裁として反対意見を述べ、総裁と副総裁が意見不一致のまま政策が決定されたという有名なエピソードを持つ著者。現在でもデフレをどうするかの議論は続いているわけで、当時の経験から学べることは多いと感じる。デフレ脱出の際長期金利が上がるのにインフレ連動債を使って対応、などのアイディアはあまり聞いたことがなかったので新鮮に読めた。時期的に現・安倍総裁が小泉〜安倍時代に政権の中枢にいた頃の話。ということは、当然安倍氏の現在の緩和スタンスに影響しているところがあると考えるの自然だ。

  • kozawa

    日銀のデフレ対策への世間の誤解に対して。最近幾つか出てはいるが、当事者は事後には説明すべきだろう。印象深いのは、政策選択の中で「国債による負債の大きい日本では、長期金利を上げかねない政策はなかなか取れない」という点か。全部理解しようと思うと経済学の専門的要素多数なので私もそこまでは読み込んでいないが、それでも読む価値あり。本書の内容をコンパクトにまとめた序章を読むだけでもいいかと。まぁ、当事者の弁だけ鵜呑みにするのがいいわけでもないんだろうけど。

  • 強粘結炭

    動学マクロ経済学をある程度知ってる前提で話が展開されていくので,加藤(2007)『現代マクロ経済学講義』と小宮編(2002)『金融政策論議の争点ー日銀批判とその反論』第3章を参照しながら読むと理解が進むと思います。

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