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書簡 下 定本漱石全集

岩波書店編集部

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784000928441
ISBN 10 : 4000928449
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

修行中の禅僧や芥川龍之介らの若さに励まされ、持病に悩まされながらも小説を書き続ける漱石。徳田秋声宛書簡など、補遺も含めて三十一通を新たに収録。

目次 : 大正二年(書簡1870‐2037)/ 大正三年(書簡2038‐2263)/ 大正四年(書簡2264‐2458)/ 大正五年(書簡2459‐2585)/ 年次未詳(書簡2586‐2600)/ 補遺

(「BOOK」データベースより)

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漱石全種全28巻別巻1の24巻目である。ど...

投稿日:2021/05/12 (水)

漱石全種全28巻別巻1の24巻目である。どんな作家の書簡もあまりよんで面白いものではない。日常のありふれた内容が多い。しかし、時に、小説世界に現れない面が意外な面が突然現れる。これがおもしろい。たとえば「あれは子供がよんでためになるものぢゃありませんからおよしなさい」と

西口まる さん | 大阪府 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • てれまこし

    大正2〜5年、『行人』連載から絶筆となった『明暗』を書いてる時期。仕事で一応小説は書くけど、書画や骨董品集めなど高等遊民的生活を楽しんでる。もう文学にはあまり期待してない。だが一方で、『草枕』のような過去の高等遊民的作品は完全否定されてる。矛盾があるようなんだが、痔や胃病に苦しめられ寝たり起きたりで、いつ死ぬかもしれないという自覚がある。そして、大患の神秘的経験から死は恐れるものというより、狭い自我から解脱と結びつけられてる。大患を経て求めるものが、いわば中国読書人風教養から仏教的悟りへと変わっている。

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