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書簡中 定本漱石全集

岩波書店編集部

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784000928434
ISBN 10 : 4000928430
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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定本漱石全集全28巻別巻1のなかの23巻...

投稿日:2021/05/13 (木)

定本漱石全集全28巻別巻1のなかの23巻目です。やはり書簡の面白さは、自らを擬人化した小説とは違い、赤裸々な自分がどうしても出てしまうところだと思います。とりわけ漱石のギスギスした夫婦関係は誰もが知るところである。「明暗」がそうであるが、書簡にもそのことが窺がえる。

西口まる さん | 大阪府 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • てれまこし

    明治40〜大正元年、『虞美人草』から『行人』を書きはじめる頃まで。『それから』に一つ思想的転換があると思ったが、書簡にはそれは見られない。この頃の漱石は朝日の社員となり作家としても地位を確立してる。彼を敬い慕う弟子たちにも囲まれてる。漱石の精神生活では小康期とも言える時期で、小説は第一に飯を食う手段、第二にその範囲内で純粋に芸術的なものを表現する手段。不倫の愛も、自分自身の体験というより、若い弟子たちの人生相談に恋愛問題が含まれて、それに刺激を受けた感じ。でも鏡子夫人や周囲の「俗物」との冷戦は続いてる。

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