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カラー版 本ができるまで 増補版 岩波ジュニア新書

岩波書店編集部

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784005009992
ISBN 10 : 4005009999
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2025
Japan

Content Description

一緒に本作りの歴史を調べ、印刷、製本の現場を訪ねてみませんか。美しく、丈夫で読みやすい本を作るためにどんな工夫がされているのか‥‥。印刷業界のデジタル移行期に刊行された初版から約20年。大きな変革を支えた技術者たちの声から当時を振り返りつつ、今なお引き継がれている本作りへのこだわりを紹介します。

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • tamami

    偶々訪れた隣の市の図書館で手に取り、本に関する本というテーマに合致していたので、書店で購入。多分大方の読書体験とは真逆なコースかも知れないが、本書の最後で言われる「モノとしての本の魅力」に取り憑かれている身としては、よくある話。ただし本書がそれ程魅力的であるかどうかは別。前半でグーテンベルクに始まる西洋印刷術の歴史と、人類社会への影響を大掴みに記し、後半では2003年当時の精興社印刷工場と牧製本工場を取材し、その詳しいルポという形をとる。印刷、製本と言った本作りの現場においても、日進月歩の技術革新の波が押

  • よっち

    印刷業界のデジタル移行という大きな変革期の技術者たちの声から当時を振り返りつつ、今なお引き継がれる本作りへのこだわりを紹介する1冊。印刷博物館協力でグーテンベルクの活版印刷に始まる本の印刷の歴史を、16世紀の西欧における出版の黄金時代や活字書体の誕生、発明が大きな影響を与えた宗教改革やダーウィンの進化論、写真の発明と印刷への取組みから大量・高速印刷を支えた文字製版の機械化、オフセット、グラビア印刷時代の到来までの概略を踏まえて、いかにデジタル化に取り組んでいったか紹介していてとても分かりやすかったですね。

  • 緋莢

    2003年に刊行された初版本に、「あれから二〇年、現在の本づくり」を追加した増補版。本を大量複製できるようになった活版印刷。グーテンベルクの功績(低い温度でも溶ける鉛で、すばやく固まる性質だったので、活字の大量鋳造に役立った数種類の金属を合金することで、一定の強度をもたせることに成功したなど)や、宗教改革で大きな役割を果たしたという歴史から、2003年当時の印刷工場の様子などなどが書かれてて、興味深かったです(続く

  • keigo

    物理的に本ができるまでのことを写真と解説でわかりやすく理解できる。印刷の歴史を振り返りながら現代の製本までたどり着く重厚な内容で”ジュニア”新書とは思えない読み応えのある内容。

  • どんぷらピーチ

    情報技術やデジタル化が進んでいる今、なぜ人は「本」を読むのか気になって読むことにした一冊。印刷所の方が最新の技術と向き合っているのを知るとそこはかとなく勇気をもらえる。

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