Books

桜がなくなる日 生物の絶滅と多様性を考える 平凡社新書

岩槻邦男

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784582856866
ISBN 10 : 4582856861
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

毎年春になると華麗に咲き競い、日本列島を彩る数々の桜。その姿が消えてなくなるなど、杞憂と思われるかもしれない。しかし、桜の未来を現状からだけで推測していいものか。生物は、一種一種が勝手に生きているのではなく、長い歴史を背負って、相互に直接・間接的な関係を保ちながら生きているのだ。わたしたちの身近に存在する植物の現状を知ることが、生物多様性を知るための、第一歩となるだろう。

目次 : 第1章 危険な状態の植物たち/ 第2章 生物多様性とは何か/ 第3章 多様性がもたらしてきたもの/ 第4章 身近な環境を正しく理解する/ 第5章 日本人の桜への想い/ 第6章 自然と共生してきたわたしたち

【著者紹介】
岩槻邦男 : 1934年兵庫県生まれ。京都大学理学部植物学科卒業、同大学大学院修了。理学博士。東京大学名誉教授。京都大学理学部教授、東京大学理学部教授、兵庫県立人と自然の博物館館長などを務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 双海(ふたみ)

    山草ブームが草花を絶滅に追いやるとは皮肉な話ですね・・・。

  • nagata

    タイトル見て手にしたが、やや期待外れ。確かにサブタイトルの生物の絶滅と多様性については、現在差し迫っている、しかし自然から距離を置いて生活している現代人にはもうひとつピンとこない問題なのだろうが。丁寧に説明しようとしずぎなのか、どうも観念的に過ぎる。

  • S_Tomo🇺🇦🇯🇵

    日本人には馴染みの深い桜がなくなる、というセンセーショナルな書名ではあるが、本文中にもあるように桜は当座は絶滅の心配はないようだ。 むしろ、生物の多様性の重要さや古来からの日本人の自然への考えや接し方の見直しなど、広い視点での提言が記された一冊。

  • Naota_t

    著者がただ植物学に聡いから最近の絶滅しそうな植物を紹介したり、「歴史を紐解いて植物って人の心をこんなにも豊かにしてきたんだよ、生物多様性ってパンダや鰻だけじゃなくて植物にも注目してよ!」というメッセージしか伝わってこなかった…残念。 ───生物多様性がわたしたちにもたらしてくれる最大の恩恵は、人と自然のつきあいが、人の生をもっと豊かにしてくれるという点である。そのために、最低限度の動物的生は保障される必要があるものの、人は知的活動によって人らしく生きる存在である。(p.105)

  • 小豆龍

    『桜がなくなる日(ってのはこういう状況だよ)』 読みづらい。非常に面白い提言や見方が書かれてはいるのだが、接続詞の多用と誤用がひどく気になる。ある時は文末がぶれていたりする。一般向けに親しみやすいように書こうとしたのだろうが、失敗しているイメージ。いい加減にブログを書くとこういう文章になるよね。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items