Books

都会のolだった私が地方で赤字続きの会社を引き継ぎ V字回復 できた理由

岩本恭子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344948532
ISBN 10 : 434494853X
Format
Books
Release Date
September/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

先代が築いた会社を、未来へ導くために

職場環境の整備、社員の意識改革、経営戦略の具体化‥‥
経営素人だった二代目社長が挑んだ、組織改革の一部始終

地方の中小企業を継承した二代目社長が直面する壁――それは、創業者のカリスマ性と強いリーダーシップによって築かれた組織文化の重圧です。時代の変化に合わせた改革を試みようとすれば、従業員からの反発や離反を招き、会社の存続すら揺らぎかねません。
著者もまさに、その二代目社長の壁に直面した一人です。山口県宇部市に本社をおく地域密着型企業の二代目として、父親が築き上げた会社を継承しました。清掃用品のレンタルやハウスクリーニングを中心に、多角的な事業を展開する同社は、長年にわたり創業者の強烈なリーダーシップによって支えられていました。
二代目社長に就任した当初、著者は社内での信頼を得られず、孤立無援の状況に立たされます。それでも、大手メーカーでの勤務経験を活かし、「おかしい」と感じたことに一つひとつ向き合い、地道な改善を積み重ねていきました。
売上や経費の管理、従業員間の情報共有、外部への経営方針の発信といった「当たり前のこと」を徹底し、社内に自律的な組織風土を根付かせていきます。さらに、金融機関との関係強化を図るべく、経営計画を明確に示し、外部の信頼を得ることにも力を注ぎました。
派手な改革を打ち出すのではなく、日々の違和感に正直に向き合いながら、目の前の課題を一つひとつ解決していく‥‥そうした着実な歩みが、やがて会社をV字回復へと導いたのです。
本書は、経営の素人だった著者が、赤字に陥った地方中小企業を立て直した軌跡を記したものとなっています。
地方企業の経営に悩む二代目社長が、依存体質から脱却し、自律的に動く組織をつくるためのヒントとなる一冊です。

【著者紹介】
岩本恭子 : 1968年生まれ。中央大学商学部経営学科を卒業後、大手メーカーに入社し経理部に配属となるも、経営者であった父親に呼ばれ、1993年に株式会社ダスキン山口に入社。2006年に父親のあとを継ぎ社長に就任。クリーンサービスをメイン事業としたダスキン山口と、山陽ビル管理の2つの会社を運営しながら地域に密着して事業を展開している。より地域に貢献するために2021年に株式会社サンヨーコーポレーションを設立。現在クリーンサービス・ビルメンテナンス・フードサービスの3事業を軸に、山口県を中心にサービスを提供している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • komo

    表紙を見たとき、バリバリのキャリアウーマンが奇想天外な発想で会社を立て直す熱量を感じるお仕事小説かと思ったが、全然違った。父親でもあるカリスマワンマン社長の後継いだ、都会のメーカー企業で経理をしていた娘である作者の、社長業奮闘記録といったらいいのだろうか。「この会社を良くする」という信念をもとに、大胆な改革ではなく、環境整備や社員教育を中心にして組織をまとめあげていく姿が、地味だがリアリティーがあり、刺さる二代目社長は多いのではないかな。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items