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農本思想の社会史 生活と国体の交錯

岩崎正弥(地域学)

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784876980390
ISBN 10 : 487698039X
Format
Books
Release Date
February/1997
Japan

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Book Meter Reviews

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  • てれまこし

    農本主義というと封建社会の残滓が残る農村を基盤とした日本ファシズムのイデオロギー。そういう講座派的な理解に不満を抱き、農本思想の未償還の可能性が探られる。生命主義やトルストイなどの影響を受けた知識人、農村インテリの思想で、江戸時代の農本思想や実在の農村の否定であり、農村大衆からは乖離していた。だが、この乖離ゆえに総動員体制のイデオロギーとして取りこまれれていった。「農」とは「身体」に根ざした搾取のない生活の謂いであったという視点から、自然委任型、社会創出型、国体依存型の三つの農本思想の類型が評価されてる。

  • 双海(ふたみ)

    とてもお世話になった(なっている)本です。農本思想の研究史がまとまっていて大いに理解が深まった気がします。

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