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場の教育 「土地に根ざす学び」の水脈

岩崎正弥(地域学)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784540092251
ISBN 10 : 4540092251
Format
Books
Release Date
August/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

明治の学制以来の学校・都市中心の教育の本流に、地元を知り、育てる学びの水脈があった。歴史と現代の実践を架橋し、自分が暮らす土地の価値を発見し、育てる地域再生学としての「場の教育」の理念と可能性を示す。

【著者紹介】
岩崎正弥 : 1961年静岡県生まれ。京都大学大学院農学研究科農林経済学専攻博士課程修了(農学博士)。愛知大学経済学部教授。研究テーマは地域づくり論、戦後農山村社会史、農本思想研究

高野孝子 : 1963年新潟県生まれ。エジンバラ大学教育学部博士課程修了(Ph.D.)。1995年にロシアからカナダまでの北極海を無動力の極点横断に成功。現在は野外・環境教育活動家として、特定非営利活動法人ECOPLUSの代表理事を務める。早稲田大学WAVOC客員准教授。立教大学特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • きいち

    大正から昭和にかけての農村での教育と地域づくりの歴史と、「棚田草刈りアート選手権」で知られる南魚沼の活動の現在進行形の記録(この活動の代表・高野本人の記述)を「場の教育」というキーワードでつなぐ。◇石川三四郎や江渡狄嶺など、ここ最近鶴見俊輔の文章などで名前だけ触れていた人々。昭和初めの社会変容に対する農村の側からの取組みは確かに、今の農山村の抱える課題とリンクする。ここで展開される「場」の理論自体はかなり抽象的で、使っていくには他での「場」の捉え方を自分から補完していく必要あり。綴方運動ともリンクしそう。

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