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覇王の船

岩室忍

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784396636630
ISBN 10 : 4396636636
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
岩室忍 ,  

Content Description

天下布武を目指す織田信長は、積年の宿敵石山本願寺を制圧するため、兵糧攻めを続けていた。陸からの物資は押さえたものの、海路が止められない。業を煮やした信長は、本願寺を支援する毛利の補給船を全滅させるよう、伊勢志摩の九鬼水軍に厳命する。ところが天正四年(一五七六)、木津川沖で九鬼水軍は、毛利軍擁する村上海賊に惨敗。陶器に火薬を詰めた焙烙玉によって焼き尽くされたのだ。この大敗から信長は、船が木造だから燃えると思い至る。ならばと、九鬼嘉隆と滝川一益に鉄甲船の建造を命じ、捲土重来の時を待つ―。織田信長と九鬼水軍の仰天の知恵と活躍を描く、未曾有の歴史時代小説。

【著者紹介】
岩室忍 : 戦国時代の常識を覆した大長編、『信長の軍師(立志編、風雲編、怒涛編、大悟編)』がロングセラーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Atsushi Kobayashi

    なんか、今ひとつでした。文節の組み立てがおかしいかも

  • さとうはるみ

    「渡部昇一日本の歴史」第4巻の冒頭において渡部氏は鎖国したから日本は先の大戦に敗北してしまったのだと述べているが岩室氏も同様の主張を述べる。信長が300年世界に先駆けて後の戦艦の原型となる鉄張りの船を作ったり、現在も採用されている方面軍制を作ったのに後の人物はこれを活かさなかった。だから幕末に取り残されたんだと。今もある欧米病は信長が本能寺の変でやられたことに起因しているのだろう。大砲も船も飛躍的に進歩を遂げ、大坂城天守閣をぶち破って講和の決め手にしたのに攻め手の当の家康さん自身が怯えてしまい

  • ハッピー

    【図書館】ダ・ヴィンチの新刊情報で気になった初読みの作家さん.石山本願寺を織田軍が包囲して久しいが,一揆軍はなかなか飢えないのは海から毛利が兵糧や武器弾薬を支援している.木津川からの毛利の兵糧を阻止するため村上水軍と戦ったのは伊勢志摩の九鬼水軍.火薬を詰めた焙烙玉で惨敗した九鬼水軍の報告を受け,信長は鉄の鎧を着た船と一貫目の弾を飛ばす大砲にてリベンジを目論む.再戦までの2年間を描いた1冊.

  • spike

    核となるストーリー、九鬼水軍と村上水軍の戦いは面白いのだがほかにいろんな要素を盛り込みすぎの感はある。時としてちょっととっ散らかるかな。まあ楽しく読めたので満足です。

  • Nonot

    真に強い人は成長し続ける人だと感じされる本だった。負けを引きずらず、次にどうすれば勝てるかを考え抜き、小手先の対策ではなく圧倒的な対策をうつ姿勢、力をかけるベクトルの定め方の上手さが信長の強みだと感じた。面白かった。

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