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呪いのカルテ たそがれ心霊クリニック 実業之日本社文庫

岩城裕明

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784408556765
ISBN 10 : 4408556769
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

久那納恵介は元春日クリニックで、日本で唯一の心霊科を掲げる自称心霊科医だ。病院には「うちに幽霊の死体が出る」「誘拐された娘の幽霊を探して」など、無茶な依頼が次々舞い込む。彼らの相談に応えることができる裏には、幽霊を見られる相棒の存在が。そして、間もなく30歳になる恵介には秘められた運命が―。

【著者紹介】
岩城裕明 : 1984年生まれ。第6回講談社BOX新人賞優秀賞を受賞し、2009年『ようこそ、ロバの目の世界へ』でデビュー。14年『牛家』が第21回日本ホラー小説大賞佳作に入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 眠る山猫屋

    密林の奥地で発見した『呪いに首はありますか』の文庫版だったとは。おもしろかったから、文句は言うまい・・・いや、言いたい(*T^T) 墓麿の献身と覚悟に免じて、文句は言うまい。

  • 秀玉

    こんな小説あったんだね。読了とあとがきをよんだ直後の思い。そしてタイトルが悪い。中身と関係ないよ。「墓麿」で良い。出だしで「お客さん、見えない人」と出てきて、何これ。誰が誰に話しかけているの?なんと語りは墓麿だ。主人公の恵介ではない。良く出来ているが少し飽きるかなぁと感じたらまた引き込まれた。謎が、次の怪奇を呼び、頭の中を巡る。私はあらすじ的感想は書かない主義、自分の感じたことを書くのを読後のもっとうとしている。読者も少ないし惜しい作品だと感じる。なぜこの家系に呪いがあり、引き継がれるのか発端を知りたい。

  • マツユキ

    長子は30歳になったら、死ぬ。一族の呪いを解くべく、恵介は「ぼく」と共に心霊クリニックを開き⋯。登場する幽霊が風変わりで、面白かったです。恐怖はそれ程と思ったら、夫の話は怖かった。どちらかというと、おかしい、切ない。まだ彼らの話を読んでいたかった。思っていたのと違ったけど、満足な一冊でした。

  • みや

    心霊科医と一族に憑りつく「呪い」が除霊で治療する。幽霊・悪霊・呪体の違いなど設定が明快で、暢気な恵介と愛嬌のある墓麿の会話に心は和み、すぐ物語に惹き込まれた。各編の幽霊たちは独創的で興味深く、特に夫の死体と暮らす女の話はネジがぶっ飛んでいて大好き。犬の幽霊に対する見解は目から鱗の衝撃だった。展開は結構ヘビーだが癒し効果は常に続き、ホラー小説なのに恐怖とは正反対の感情ばかり与えてくれる。最終章で2人が同じ台詞を言った瞬間、抗えない心の温もりに目が潤んだ。これ以上に無いほどのハッピーエンド。出会えて良かった。

  • Mayrin

    もっと軽く読める心霊小説かと思ってましたが、切なくて悲しい、時よりグロい物語でした、

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