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ジャパン・トリップ 角川文庫

岩城けい

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041089859
ISBN 10 : 4041089859
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2020
Japan

Content Description

姉妹校へのジャパン・トリップに参加したオーストラリアの小学生・ショーン。和菓子職人の家で未知の経験に挑むが、日本に来た本当の目的のために、ある行動に出る―。一方、ステイ先で英語の練習台として扱われた女子生徒・ハイリー。同じ言語でもわかりあえないのに、違う言葉でどう伝えればいい?「世界」に出合った少年少女の姿を軽やかに描く、大江賞作家の言葉をめぐる冒険小説。書き下ろしの後日譚2編も収録!

【著者紹介】
岩城けい : 大阪生まれ。2013年「さようなら、オレンジ」で第29回太宰治賞を受賞しデビュー。同作で第8回大江健三郎賞受賞、14年本屋大賞4位。15年に刊行された『Masato』で、第32回坪田譲治文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ぐっち

    夏休みの読書。日本に交換留学に来たオーストラリアの小学生たち。その中のショーンとハイリー目線で語られる中編2本。言葉の壁、文化の壁、その中での貴重な体験…ショーンやハイリーの気持ちになったり親の気持ちになったりしつつ、一緒に体験したような気になりました。コータ先生大変だな。しかし今行ったらUSJに必ず立ち寄りそうですね…。

  • NAOAMI

    日本への交換留学に参加したオーストラリアの小学生、日本語を教える光太朗が軸。会話だけ次々進むシーンが随所にあるが不思議と誰の発言か解らなくなることがない。クールを気どるショーンのホストファミリーの動揺とかあっけらかんとした対応が最高。ショーンがオトーチャン・オカーチャンと口にするたび、こみあげる何かがあって送別場面はうるっとくる。ハイリーのエピソードも日本人としては反省かも。異国目線のおもしろ日本的にも発見があって楽しいし、ローティーンならではの内面がよく描かれている。キャラ設定にも深みがあり丁寧な物語。

  • こばゆみ

    オーストラリアの留学生が、日本で3日間ホームステイするお話。大まかに分けると、和菓子屋の賑やかな家庭に泊まるクールな少年と、英語が堪能な家庭に泊まる日本語を学びたい少女の2本立て。少年の話はベタだけど泣けたし、少女の話は留学生を受け入れる立場の人は読んでおくと良い心構えができると思う(^^)。これは中高生にぜひお勧めしたい。

  • いちの

    単行本で既に読んでましたが、書き下ろし部分と解説を読みたくて文庫版購入。岩城さんの言語に対する気持ちが垣間見えるようで面白い。「日本語をしばらく使っていないと、日本語がわたしのことを忘れちゃうんじゃないか」「文字は本当に冷たい。いつも紙の上でおすまししちゃって簡単にはなついてくれない」など。エピソードはとても分かりやすく温かいものなので、ぜひここに出てくる子供たちとおなじ5,6年生あたりにも読んでほしい。もっと有名になっていい本だと思うんだけどな。。

  • kousei

    オーストラリアの小学生が日本でホームステイする物語。子供の視点でたった3日間の日本の生活が描かれているだけでそれ以上でもそれ以下でもなかった。特段のエピソードもなく日本人である読者がこのホームステイ先の日常を読まされても何も感じなかった。

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