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岩佐美代子セレクション 2和歌研究附、雅楽小論 岩佐美代子セレクション

岩佐美代子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784305707659
ISBN 10 : 4305707659
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

京極派和歌を中心に、その魅力を存分に味う一冊。
『古今和歌集』『新古今和歌集』からはじまり、近代和歌まで、
和歌の魅力に触れつつ、多角的な側面から研究を行った、
和歌研究者・愛好者必読の一冊がついに刊行。
昭和57年から平成26年に至る33年間に発表した、既刊研究書に未収録の、文章表現への探究が生んだ論文を集成。
【『京極派歌人の研究』(昭49)『京極派和歌の研究』(昭62)以降に発表致しました、和歌関係諸論、ならびに関係雑文をまとめてみました。中で飛びぬけて古い、「大宮院権中納言」(昭57)は、発表当時、「権中納言は為子である」という樋口芳麻呂先生の御論(「風葉和歌集序文考(上)」国語と国文学昭40・1)を、知っていたのについ失念して書き落し、当の樋口先生から御注意を受けて何とも申しわけなく、顔から火の出るほどはずかしくて、以後の著書に収録できずにおりましたもの。今回ようやく訂正収載致しました。また「嘉元元年伏見院三十首歌」は、平成二年『鶴見大学紀要』27に一旦発表致しましたがその後の新資料発見めざましく、その成果が別府節子『和歌と仮名のかたち』(平26)に詳しく公表されましたので、それにもとづいて新たに書きおろしました。その他の諸論につきましても、発表の際の誤り、以後公刊の資料の提示等により、若干の改訂を行いました事をお許し下さい。
『文机談』研究の余得として、雅楽・歌謡研究の方々とも御懇意になりました結果、その関係の小論二編が生れました。今後この方面に発展できるとは到底思われず、さりとて埋れさせるにも忍びませんので、附載致しました。書名に『附、雅楽小論』とうたうにはまことにおはずかしいのですが、お笑いすて下さい。……「はじめに」より】


[著者紹介]
岩佐 美代子
大正15年3月 東京生まれ。昭和20年3月 女子学習院高等科卒業。鶴見大学名誉教授。文学博士。
著書に『京極派歌人の研究』(笠間書院 昭49年)、『あめつちの心 伏見院御歌評釈』(笠間書院 昭54年)、『京極派和歌の研究』(笠間書院 昭62年)、『木々の心 花の心 玉葉和歌集抄訳』(笠間書院 平6年)、『玉葉和歌集全注釈』全四巻(笠間書院 平8年)、『宮廷に生きる 天皇と 女房と』(笠間書院 平9年)、『宮廷の春秋 歌がたり 女房がたり』(岩波書店 平10年)、『宮廷女流文学読解考 総論中古編・中世編』(笠間書院 平11年)、『永福門院 飛翔する南北朝女性歌人』(笠間書院 平12年)、『光厳院御集全釈』(風間書房 平12年)、『宮廷文学のひそかな楽しみ』(文藝春秋 平13年)、『源氏物語六講』(岩波書店 平14年)、『永福門院百番自歌合全釈』(風間書房 平15年)、『風雅和歌集全注釈』全三巻(笠間書院 平14・15・16年)、『校訂 中務内侍日記全注釈』(笠間書院 平18年)、『文机談全注釈』(笠間書院 平19年)、『秋思歌 秋夢…

【著者紹介】
岩佐美代子 : 大正15年3月東京生まれ。昭和20年3月女子学習院高等科卒業。鶴見大学名誉教授。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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