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べっぴんぢごく 角川ホラー文庫

岩井志麻子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041163870
ISBN 10 : 4041163870
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2025
Japan

Content Description

時は明治、岡山の北の果て。飢えと寒さの許に生き育った少女シヲは村一番の分限者である竹井家に流れ着く。養女となり過去を捨て絶世の美女に育ったシヲは、自らの子孫の凄絶な人生を見守り続けることになるが…。美女と醜女が交互に生まれる、呪われた家系の七代の女たち。途絶えぬ因果は、竹井家の女を地獄の運命へと絡めとっていく。彼女たちの目に映し出される、怨念と惨劇の数々とは。「第十三章 シヲ百三十六歳」限定収録。

【著者紹介】
岩井志麻子 : 1964年、岡山県生まれ。99年、短編「ぼっけえ、きょうてえ」で第6回日本ホラー小説大賞を受賞。また、同作に書き下ろし3編を加えた同題の短編集が、ジャンルを超えた質の高い作品性を支持され、第13回山本周五郎賞を受賞する。2001年、『岡山女』は第124回直木賞候補作となった。恋愛小説『チャイ・コイ』で第2回婦人公論文芸賞、『自由戀愛』で第9回島清恋愛文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • くまちゃん

    何世代にもわたってのべっぴんじごく。もう誰が誰の子か分からなくなってくる(;^_^A

  • のぼる

    順番を気にせず読んでいるので、どうなのかは分からないが、今までの岡山ものの集大成みたいに感じた。消耗したが、良かったです。

  • ettyan えっちゃん

    読みたっかったけど、長らく品切れが続いていた本作、ようやくの再販だけでなく、追加された章まであるというサービス。しかも読み始めたら、何という面白さ!因果がねっとりと絡みつき、とんでもない土俗ホラーに仕上がっているんだけど…もうこれマジックリアリズムの流れかと。ここまで呪いが続くともうおかしな気持ちになってくる。百年の孤独などのマジックリアリズムの日本の土着バージョンとして最高傑作。さて、あとがきの朝宮運河さんのおすすめ「不村家奇譚」を読みたい。これまた楽しみな本が増えた

  • どんぐり

    一気読みした。とある一族の因果の物語。まさに「ぢごく」。怖いというかなんとも言えない感覚の余韻。良いものを読んだという感覚なのは確か。岩井さんの作品を他にも読みたくなった

  • 明石

    読了。 美女と醜女が交互に生まれる奇妙な因果を背負った一族の物語。 独特の雰囲気があって、彼女達の人生の断片を観賞している気分になった。 小説としては明治から令和までの話だけども、これから先もこの因果は続いていくんだろうとそんな気になった。

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