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最後の鑑定人 1 角川文庫

岩井圭也

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041161180
ISBN 10 : 4041161185
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2025
Japan

Content Description

「科学は嘘をつかない。嘘をつくのは、いつだって人間です」――元科捜研のエースで「最後の鑑定人」として名をはせた土門誠。人格は難アリだが、土門にかかれば解けぬ謎はない!至極のサイエンスミステリ!

【著者紹介】
岩井圭也 : 1987年生まれ。大阪府出身。北海道大学大学院農学院修了。2018年「永遠についての証明」で第9回野性時代フロンティア文学賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • みこちゃん

    ドラマ化を前に読了しようと思ってたけど間に合わず、先にドラマ初回を見てからの読了。藤木直人さんでは美しすぎる感は拭えないけど、ドラマ同様、小説もサクサクと読了。警察の捜査で重要な証拠集めを担う鑑定人の、真実を明らかにするというプライドが感じられ、日頃の現場の皆様に敬意を表したくなった。それにしても最初の「遺された痕」は読んでいて気分が悪い!これはドラマ化しないだろうな…「科学は嘘をつかない。嘘をつくのは、いつだって人間です」まさにその通り。人間は怖い生き物だ。

  • 里愛乍

    今回の岩井圭也さんはハード系のお仕事小説。というかミステリですね。科捜研といえばマリコさんでお馴染みなので、専門用語で戸惑う事もなく素直に読み進めていきました。其々登場人物の背景も見え隠れしてますが、そこはあまり語らず事件のみ追う四本立てのストーリーは、どれも結末に何ともいえない苦味が残るように感じました。ドラマにもなっていて、このシリーズはちょっと追っかけてみたいと思います。

  • みんとあめ

    ドラマが始まる前に読みたくて。かつて科捜研のエース「最後の鑑定人」としてその名を轟かせた土門誠。とある事件をきっかけに科捜研を辞職、民間鑑定所を立ち上げた土門のもとに難解な事件が持ち込まれる。予感は的中、土門もアシスタントの高倉もどストライク、好みのキャラ。事件一つ一つも引き込まれ、のめり込むように読んだ。特にラストは土門が科捜研を辞めるきっかけとなった事件、苦しくて、なんともやり切れない気持ちになるも、土門誠にますますはまってしまった。このシリーズ追いかける。ドラマも見てみよう。

  • カブ

    ドラマになっているらしい話題作。元科捜研のエース土門誠。クールでステキです。シリーズ化されているようなので続きも楽しみ。

  • よっち

    「最後の鑑定人」と呼ばれ、ある事件をきっかけに科捜研を辞め民間鑑定所を開設した土門誠。その群を抜いた能力で不可解な事件を解決する連作短編集。元恋人の遺留精液DNAが検出された女性他殺体、外国人技能実習生が完全黙秘した放火事件、宝飾品と一緒に車に残っていた白骨死体から明らかになる12年前の未解決強盗殺人事件、自殺した娘の遺品鑑定から分かる切ない真実。科学的な観点をもとにわずかな遺留品から卓越した着眼点や執念で事実に迫っていく土門はどこまでもプロフェッショナルで、元妻の尾藤や助手の高倉の存在も効いていました。

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