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いつも駅からだった 祥伝社文庫

岩井圭也

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784396350864
ISBN 10 : 4396350864
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2024
Japan

Content Description

書を持って、町へ出よう!
小説×謎解き
下北沢、高尾山口、調布、府中、聖蹟桜ヶ丘
史上初!5つの駅から始まる
参加型謎解きミステリー!

謎解きはいつも駅から始まった――。盗作疑惑で炎上中のバンド仲間から届いた、謎めいたメール (下北沢編)。暗号のような手紙を孫娘に送り、姿を消した祖母(調布編)。自由奔放な次女が堅実な長女に渡した、不思議なバースデーメッセージ(府中編)。それぞれの文言に隠されていた真意とは一体――。実在のスポットが目白押し!実際に謎解き体験できる参加型ミステリー。

【著者紹介】
岩井圭也 : 1987年生まれ。大阪府出身。北海道大学大学院農学院修了。2018年『永遠についての証明』で第九回野性時代フロンティア文学賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mae.dat

    京王電鉄ユーザー卑怯やぞっ‼︎ ウソ、ストリートビューあるからね。坊主は(通勤・通学)電車自体をアトラクションと勘違いしている節があり。本書は2重3重に愉しんでくれるんじゃ無いかと思って。京王電鉄5駅短篇。謎解きを楽しみたい場合は黒ぶち眼鏡の駅員に注意な。下北沢ではそれと気付かず普通に読んじゃったよ(´๑•_•๑)。小説の枠組みを少し超えての物語おもしろー。これは追体験したくなりますね。そして各話のエピローグも余韻が心地好い。ただ街は再構築される事がありますので賞味期限があるのかも知れませんね。

  • 昼寝ねこ

    京王電鉄とコラボした推理小説集。京王線沿線街歩きのガイド本にもなっている。提示される謎は松丸亮吾のナゾトレみたいなパズルで、推理小説としてはユル過ぎるが「街歩きしながら謎解き」という気楽なコンセプトなので割り切って読めば楽しい。東京近在の人なら休日のお出かけレジャーを兼ねればさらに楽しい。下北沢はサブカルチャーの聖地、高尾山は東京のハイキングコース、調布は映画の街、府中は美術館がそれぞれキーになる。そしてラストの聖蹟桜ヶ丘で隠された大きな謎が繋がる。楽しい企画なので他の路線でもぜひやってほしいと思う。

  • aoringo

    京王線の駅を舞台にした連作短編集。下北沢、高尾山口、調布、府中、聖蹟桜ヶ丘。すれ違ってしまった二人を助けてくれるのは不思議な雰囲気の駅員さん。パズル的な謎解きをしながら、実際に街歩きも楽しめる面白い試み。私は特に土地勘はないのだけど、どの話も温かくて優しい気持ちにしてもらえました。

  • 名古屋ケムンパス

    巧みな着想に賛辞の念を禁じえません。このミステリー小説は、5つの短編に提示された京王電鉄沿線の各駅に纏わる謎解きゲームに其々5人の主人公が取り組むことで、物語は展開していきます。そして、最大の主題である京王電鉄駅員についての謎解きで小説全体が締め括られるのです。でも各短編にも人情の機微を綴る十分な完成度があります。とりわけ「府中編」の野島姉妹の蟠りを解いた、謎のメッセージはとっても素敵でした。

  • チーママ

    京王線の下北沢、高尾山口、調布、府中、聖蹟桜ヶ丘の5つの駅を舞台にした連作短編。あの岩井さんが東京の中でも地味めな京王線をよく取り上げて下さったなぁと沿線住民として嬉しく思っていたが、そもそも本を読む人の裾野を広げたい著者と休日の過ごし方を提案する休日ハックと移動ニーズを創出したい京王電鉄の三者がコラボしてイベントを行い、その時に配られたものを1冊にまとめて出版されたのだとか。まだ行ったことのない魅力的な場所も載っていたので今度訪ねてみたい。黒縁メガネで痩せ型の駅員さんもいないかな〜と探しながら…。

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