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死んだのか、信長(仮)Php文芸文庫

岩井三四二

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569766645
ISBN 10 : 4569766641
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
January/2017
Japan

Content Description

本能寺の変で信長さまが―これはピンチか、はたまたチャンスか!?天正十年(一五八二)六月、驚天動地の事態に右往左往する信長の息子・信孝、家臣・滝川一益と堀久太郎、敵将・安国寺恵瓊、側室・おなべ…思わぬ出来事に接したときほど、人間の本性はさらけ出されてしまうもの。大きな岐路を前にとまどう男たち、女たちを温かい視点で描いた、共感たっぷりの連作短編集。

【著者紹介】
岩井三四二 : 1958年、岐阜県生まれ。一橋大学経済学部卒。メーカーに勤務する傍ら小説を執筆し、96年、『一所懸命』で小説現代新人賞を受賞してデビュー。98年に『簒奪者』で歴史群像大賞、2003年に『月ノ浦惣庄公事置書』で松本清張賞、『村は助くは誰ぞ』で歴史文学賞を受賞。05年、『十楽の夢』が直木賞候補になる。08年に『清佑、ただいま在庄』で中山義秀文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • キリン

    今まで読んできた信長関連の本とちょっと違って良かった。光秀、「認知症」説はアリなのかな?

  • 熱東風(あちこち)

    本能寺の変を巡る短編集。と思いきや第5章でいきなりエッセイが入っていて少し驚いた。最初、パロディかパスティーシュなのかと訝ってしまった(余談ながら、ここで挙げられた岩井氏の考える本能寺の変の真相は、同氏作『光秀曜変』で小説として表されている)。この、半ばに唐突にエッセイを差し挟むという妙な構成を除けば、全編バラエティに富んでいて、楽しませてもらいました。取り上げる人物は本能寺の変に直接関わったわけではなく、それに翻弄されて右往左往する人々で、悲劇でもありながら妙に滑稽さが伴うのが不思議だ。

  • まさ影

    本書は『とまどい本能寺の変』を改題した文庫版であった。 インパクトのあるタイトルに釣られて買ってしまったが、まあ、いいか。

  • アーキー

    ★★★☆☆  72

  • inhrdisk

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