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ISBN 10 : 4763421670
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政治学の一時代を築いた、ある出版人の証言
京極純一、升味準之輔、佐々木毅、猪口孝氏ら名だたる政治学者の編集担当であり、時代を画するシリーズ『現代政治学叢書』『講座国際政治』を世に送り出した稀代の編集者。東京大学出版会を基盤に、「知」と「人」と「社会」を結び続けたその編集思想、そして1980年代以降の日本政治学・出版界の苦闘のドラマが語られる。
【著者紹介】
岩下明裕 : 1962年熊本市生まれ。宮崎、鹿児島で暮らし、九州大学法学部を卒業。山口女子大学(現・山口県立大学)に就職後、北海道大学スラブ研究センター(現スラブ・ユーラシア研究センター)に異動。長崎大学グロバールリスク研究センター長を兼務。聞き取りをベースとした仕事にも関心をもち、『領土という病』『ボーダーツーリズム―観光で地域をつくる』(ともに北海道大学出版会)で実践。学生時代にマルクス主義法学・政治学を学び、変動の時代こそ国家論政治学が必要と確信する
竹中英俊 : 1952年宮城県大崎市生まれ。1975年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。1974年に財団法人東京大学出版会に就職。委託製作部門を経て、1980年に編集局編集部に異動、1992年に編集部長、1998年に編集局次長、2000年に編集局長、2005年に常務理事・編集局長、2012年3月退任、同会常任顧問(2015年3月まで)。2015年4月より竹中編集企画室を主宰(今日まで)、2017年5月より北海道大学出版会相談役(今日まで)。この間、「横断媒介」をキー概念として、人と人とを結ぶ出版を基点に立った編集企画を目指した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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