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中国的経営イン・デジタル 中国企業の強さと弱さ

岡野寿彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784296116324
ISBN 10 : 4296116320
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

政府系・民間、業種、地域の違い、時代を越えて、中国企業に共通する普遍的な「型」とは何か?ネットとリアルの融合、デジタル化、国家との関係など経営環境が大きく変化する中で、中国の先進企業はどう経営の軸を変えようとしているのか?中国企業のビジネスモデルの変化、中国の先端IT企業の変革の実態を、ファーウェイ、小米、アリババの綿密なケーススタディを通して明らかにする。そして日本企業が進化する中国企業に伍して世界で「戦略的不可欠性」を獲得するための道を示す。中国企業に共通する経営の原理を明らかにする注目の書。

目次 : 序章 中国的経営とは?:「権威主義的マネジメント」と「プラットフォーム志向」/ 第1部 権威主義的マネジメントの「強さ」と「弱さ」(中国的経営1.0:伝統的な中国的経営の特徴/ 国家と企業イン・デジタル:プラットフォーマー規制から読み解く国家レベルの「権威主義的マネジメント」)/ 第2部 中国企業の経営変革イン・デジタル:「ネットとリアルの融合」と中国的経営2.0(ファーウェイに見る中国的経営の変革:生き残るための連続的変革/ 中国製造業の「強さ」と「弱さ」:小米「IoTプラットフォーム」のビジネスモデル/ 中国プラットフォーマーの戦略転換:アリババ・プラットフォームの進化を支えるマネジメント/ 中国企業の「両利きの経営」:デジタル化時代に求まられる経営)/ 第3部 日本企業への提言:戦略的不可欠性を築く(日本的経営イン・デジタル:日本企業はどう強みを発揮できるのか)

【著者紹介】
岡野寿彦 : NTTデータ経営研究所グローバルビジネス推進センターシニアスペシャリスト。1963年生まれ。上智大学法学部卒業後、NTTデータにてSE、法務を経験した後、1995年より中国、インド、東南アジア諸国で現地企業のシステム構築・経営、製造企業のITサポートに携わる。2011年より中国人民銀行直系企業グループとの資本提携による合弁会社経営陣ナンバー2を務める。2016年からNTTデータ経営研究所にて中国ビジネスに関する分析に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • #26 Kの字

    中国企業を、実務家(著者はNTTデータで現地経験多数とのこと)の視点から、組織・人を重層的に分析する、という気概に溢れた本。分析対象企業も、BATやBytedanceなど、重要企業揃いで目を引く。一方、その内容は残念ながら、「トップダウン・二層体制」「プラットフォーム志向」などの言葉で括ることに終始しており、確証不足は否めなかった。これは、著者の力量か、はたまた中国の統計データの取りづらさに起因するのか、は分からなかった。

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