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あなたに犬がそばにいた夏

岡野大嗣

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784867320310
ISBN 10 : 4867320315
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

"歌人の岡野大嗣が生まれ育った大阪の街を、
写真家の佐内正史と巡った夏の記憶。
2023年の7月と2024年の8月、2年をかけてつくった短歌102首と写真42枚を収録。
造本は180度開くコデックス装で、写真が美しく展開されます。

【収録歌より】
人がきて信用金庫の自動ドアひらいて夏がひらめいていく
きらきらと風を車に呼び込んで午前みたいに午後をはじめる
かつてあった出版社の美しい名に会話が混線して花が咲く
声がして水遊びだとわかる声 二時から二時の声がしている
郷愁は遠いところをやってくる未来にちょっと寄り道をして

【著者より】
〈東京から黄色い車でやってきた佐内さんと歩いた夏。
短歌が写真に、写真が短歌になる瞬間をお楽しみください!〉
岡野大嗣

〈写真の時差の中にいた2年間!
「そば犬」をよろしくお願いします!〉
佐内正史


【書籍詳細】
『あなたに犬がそばにいた夏』
著者:短歌 岡野大嗣 写真 佐内正史
装丁:佐々木暁
仕様:B6変形 コデックス装 160頁オールカラー
   短歌102首、写真42点収録
価格:2,090円(1,900円+税) 
ISBN:978-4-86732-031-0 C0092"

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 水色系

    本屋でみかけてやっぱりどうしても欲しくなって買ったわ。好き→いつもの道でコーラの瓶が光ってる話したかったこと忘れたい(P25)/ホースから最初はぬるい水が出る、まだ残ってた涙みたいに(P42)/郷愁は遠いところをやってくる未来にちょっと寄り道をして(P137) ちなみにら本書の些細かつ見逃せない素晴らしい点は、くたっと180度本が開ける点にあると思う。じっくり浸れるからね。

  • Y

    夏に読むことができてよかった。さわやかでじんわりいいなあと思える短歌ばかり。写真が素敵。写真に写ってる街は私の知らない街だけど、それでも自分の知る街をなぜか思い出した。

  • タイ

    初めての短歌集。特に好きになったのが、 「風景は留まる 景色はポータブル 光景は走ってやってくる」 その場にある風景、歩いたりすると次々と変わっていく景色、心に残る光景は思わぬところで出会うものって印象が、これ以上なくストレートに表現されているなと思った。解釈合ってるかわからないけど。 短歌の自由さと面白さに少し触れられた気がする。良い体験でした。

  • あゆぷ

    盛夏に浅草のブックマーケットで購入してしばらく寝かせていた。 岡野さんのサイン本は歌をひとつ、丸っと自筆で虹色ペンシルで書いてくれる太っ腹なやつ。 今回一番気に入った歌は、そのサインに書かれていた『声がして水遊びだとわかる声 二時から二時の声がしている』だったから、余計に嬉しい。 図書館に篭った後の、頭が疲れ切ったタイミングで読んだからか、いつもより感動が薄かった。また日を改めて読み直そう。

  • kumabook

    「夕焼けのボーナストラック。小焼けってそういうイメージ、って言ってみる」が1番好き!

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