Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

• kinaba

  読了日：2015/01/17

  ☆ 予想と違った方向で、しかし面白かった。常に文献資料を根拠として書くという厳格な態度が裏にあるせいか、直接的な資料がほとんど残っていない天草時貞本人については、タイトルに反して、ほぼ謎のままで終わる。逆に、資料が残った側である鎮圧側の動きについて非常に魅力的なまとめ。戦国の時代が終わって、江戸中心で日本全体にわたる指揮系統と官僚主義で固まった後の戦略行動というものはどうなるのか、という、考えてみればなかなか他にない状況下での記録

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します