岡田淳(児童文学作家)

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雨やどりはすべり台の下で

岡田淳(児童文学作家)

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784036266500
ISBN 10 : 4036266500
Format
Books
Publisher
Release Date
October/1983
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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スカイハイツマンション(という名前のアパ...

投稿日:2021/04/20 (火)

スカイハイツマンション(という名前のアパート)に住んでいる子どもたちが、雨宿りをしながら同じアパートの住人の「雨森さん」がからむ不思議な話を次々として行くという形式のオムニバス。どの話も面白いのですが、私はナマズの恩返し、奥さんは最期のエピローグ、子どもはイモリの飛行と、それぞれのお気に入りがあります。短いお話の集まりなので、小学校低学年の子どもでも、飽きずに読み聞かせられます。子どもの名前や女の子の言葉づかいなど、少々年代を感じさせる部分もありますが、現代でも十分に楽しめる名作だと緒もいます。

5656にゃんにゃん さん | 不明 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • エンリケ

    初読みの作家さん。児童文学だが激しく心を揺さぶられる一冊。題名通りすべり台の下で雨宿りをする子供達。百物語宜しく一人ずつ不思議な体験談を話していく。そのお話の中心はいずれも無愛想な隣人の雨森さん。彼の言動は妖精じみていて、ちょっと弱った子供達に力を与える。純然たるファンタジーだが、子供達のコミュニティが懐かしく、高度成長期の子供時代を彷彿とさせる。子供達はみんないい子。お世話になった雨森さんに恩返しをしようと知恵を絞る。最後のシーンは童心を殆ど無くした僕の心も熱くしてくれた。子供達の優しさにあっぱれ❗

  • 小夜風

    【小学校】スカイハイツマンションに住んでいる子どもたちが、公園のすべり台の下で雨やどりをしながら、マンションの不思議な住人「雨森さん」のことをひとりひとり話していくお話。挿絵は伊勢英子さんです。雨森さんの不思議さ加減がとっても素敵で、読んでいてワクワクしました。どの子のお話も凄く良かったです。

  • どら母 学校図書館を考える

    「つぎ、なによむ?」の3・4年生で紹介されていた。けっこう古い本だけど、面白い。もう、単行本ではかえないんだろうと思う。蔵書している学校は、綺麗にして、子どもにオススメしてほしい。

  • アヤ姉

    すべり台の下、雨やどりに集まった子供たちの不思議な話。話に子どもの個性が見えるのが微笑ましい。思わず口元が緩んで、ほっこりあたたかな気持ち。話のひとつ「スカイハイツ・オーケストラ」は教科書で読んだだけなのに、印象的で覚えていた。人間の人生にある〈むかし〉と〈これから〉。確かに自分が子どもの時、祖父母や両親の〈むかし〉なんて想像できなかったなあ。子どもの頃にあったはずの、あたりまえのことを不思議と感じられる感性。自分の中に残っているその感性を刺激されるから、読書って、楽しい。

  • とも

    すべり台の下で打ち明けられる不思議な体験談。秘密の共有…。ワクワク、ソワソワする感じ。懐かしい感覚を思い出しながら読み進めると…ちょっと想像と違うラストにぐっときました。

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