コロナ禍の折、感染防止を家族で考えてみようと思い購入しました。

コロナ禍の折、家族で出来る予防を再確認する為購入してみました。

２００９（平成２１）年５月時点のDATAをもとに書かれた本です。 状況は変化するので、新しい情報に常に注意を払っていく必要がある。 との前置き記載もあります。（本書より一部抜粋しました） 第１章知識編、第２章対策編、巻末付録　新型インフルエンザ　なんでもQ＆Aの構成になってます。 漫画、イラスト、チェック表などがもあり、文系の人にも分かり易い記述です。中学生くらいの理解力があれば十分対策をとる準備も出来そうです。 特にためになるのが「備蓄品チェックリスト」「緊急時用連絡リスト（壁に貼っておこう！）などです。 税込み４００円ですので、自治会単位や親戚、仲間同士で買って、リストなどコピーして利用しても良いのではないかと存じます。 私など一般の人（医学的専門知識は乏しい）用としては、良書です。 しかし、帯がイケマセン！ 「今、対策を怠ると、２００９年秋以降、新型インフルエンザで　あなたの生活は崩壊する！？」と大きめにに書いてあります。これは、出版社側の販売戦略でしょうが、センセーショナルな表現や「！？」などは評価できません。 重要なのは、「正確な情報」です。 本書のあとがきより一部抜粋します。 「新型インフルエンザ対策には「知識のワクチン」という言葉があります。 センセーショナルな報道や流言などに惑わされずに、落ち着いて対応することが、パニックや二次的被害を防ぎます。」とあります。 少子高齢社会でさらに、役所あたりも混乱するでしょうから、個人で勉強すのには安くて助かります。 図書館にも置いて、コピー・サービスなどあればいいのになー。