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僕たちは就職しなくてもいいのかもしれない Php新書

岡田斗司夫freeex

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569821214
ISBN 10 : 4569821219
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
October/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

就職を考えている若者の過半数が「なんで決まんないのかなぁ」と悩み、決まっている人も大喜びできず、「これでいいのかなぁ」と半信半疑。苦労の末に入った会社なのに、しんどすぎて、すぐにでも辞めたい。チャンスを一回逃したら「新卒」と呼ばれなくなって、さらに厳しい。転職活動はこれまた輪をかけて厳しい――。

何かヘンです。
明らかに、何かがズレています。

就活や会社生活に疲れきったすべての日本人に向けて、「評価経済社会」の到来を予言した稀代の評論家が、金儲けからもストレスからも余計なプライドからも解放された、なんとなく気持ちのいい新しい働き方を紹介します。

キーワードは「未来格差」「3つのC」「お手伝い」。

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就職がしんどい――よくよく考えれば異常。内定が出ない。苦労の末に入った会社はブラック企業。転職も厳しい。いつの間に日本人は、こんなに「仕事」で悩むようになったのだろう。

どうやら僕たちは「働く=就職」と勝手に思い込んでいないだろうか。なぜか。安定した収入が欲しいから。じゃあ、それは食うため? 好きなことをするため? ところでお金って、そんなに必要なの?

大企業で働いていても公務員になっても安心できなくなった現代では、「そもそも就職は無理なんじゃないの?」と岡田さんは指摘します。また同時に、「評価経済社会」という未来の姿に気づき、準備を進める人とそうでない人の「未来格差」が広がっている、とも。

その未来で生き残るには、コンテンツ(能力)、コミュニティ(人間関係)、キャラクター(人柄)の「3つのC」が必要です。そして、3つのCを活かして、「就職」ではなく「お手伝い」をするのです。報酬があるものから持ち出しのあるものまで、何十個もの仕事を同時にこなす――それが結果として、人生に安定をもたらします。

第1章 もう就職できないかもしれない
第2章 でも、そんなにお金は必要なのか?
第3章 お金は動かなくても経済はまわる
第4章 「お手伝い」という働き方
第5章 最後は「いい人」が生き残る
終 章 あらためて就職を考えよう

就職や仕事の問題に悩んでいるみなさん、「仕事サーファー」「愛されニート」という生き方を選んでみるのはどうですか?

【著者紹介】
岡田斗司夫 : 1958年大阪府生まれ。社会評論家、FREEex主宰。84年にアニメ制作会社ガイナックス設立後、東京大学やマサチューセッツ工科大学の講師を経て、大阪芸術大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mitei

    仕事にも色んな見方があるんだなと感じた。人はいろんなコミュニティに所属してその中で仕事を見つけてみるのも大事だなと思った。まずは身近な人を手伝ったりすることも仕事というのは目からうろこに近かった。

  • 1.3manen

    主君を得ない武士は浪人=江戸時代の大卒ニート(19頁)。言い得て妙。仕事量が減っている(26頁)のに、人不足と言いだしたり、正社員に過重な業務の業界もあるのは奇妙。公務員はこれからレッドオーシャン(33頁〜)。血まみれの海に全体の奉仕者が漂う姿。ぁぁぁぁ、哀れさぁ(BOφWY)。’99年日本の書店は2万2千店。’14年1万4千店に(45頁)。相当なAmazonの浸食が垣間見れる実態。人は自分の無力感と対面するのがイヤだから、腹が立つ(81頁)。

  • ゆうひ

    本書のテーマは「働く=企業に勤めること」から「人助けをすること」への転換。コンテンツ(技術)、コミュニティ、キャラクター(信頼される)の強化と仕事サーフィンという生き方。そして肝心なのは他人からいい人と思われる「いい人戦略」▽30個の仕事なんてどこで探すの?って思いました。自分のコミュニティを広げて育てるって、それこそセルスプロデュースして売れるアイドル並みに才能ないと厳しくないですか…。すでに友達少ないし、この生き方辛いかも( ; ; )でもいい人戦略は信じて実践してみようかな?

  • まっ黒大魔王

    正直、この作品を読んでものすごく救われました、気持ち的に。院生時代に就職活動に惨敗し、今非正規雇用の身分である私の中で、将来に対するあまりにもしっかりした不安が常に心を覆っています。でも、この本で岡田氏が言うように、長続きするかもわからない一つの仕事に就職するより、ちょっとしたお手伝いをたくさんして、色んなコミュニティを拡げていくほうが絶対に良いのでしょう。難解そうな話題も非常に分かりやすく説明してくれていますし、私のような迷子になっている方には絶対におススメしたい良書です。

  • トリオネア

    流し読み。「坂本龍馬が身分のない世界のすばらしさと自由さ、ダイナミックな将来性をいくら語っても、当時の人々はまったく歓迎しませんでした。それどころか、大反発です。(略)当時の人々にとっては、身分が無くなる=何を信じていいのかわからなくなる、だったのです。」「全員が稼ぐことによって豊かになっているという幻想が、僕たちのあいだにはあるんですね。でもじつは、この国は、一人の稼ぎで食わせられる人間の数をずっと減らしてきただけなんです。」

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