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The Horses Of Yururi Island ユルリ島の馬

岡田敦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784861529870
ISBN 10 : 4861529875
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「北の孤島をめぐる僕の旅も、ようやくこれで完結する。」-(写真家・岡田敦)

ー日本の本土最東端、根室半島の沖合に浮かぶ周囲8キロメートルの無人島、ユルリ。この島が馬だけが生息する上陸禁止の無人島となった背景には、開拓から先の大戦を経て現在へと続く北海道の歴史が深くかかわっている。―(本文より)

人間が住むことをやめてから半世紀以上、馬たちだけが暮らす「幻の島」を写真家 岡田敦が10年以上にわたり撮り続けた、消えゆくものたちの姿と風景を記録する写真集。

昆布漁の干場を求め、人々が馬を連れてユルリ島に渡ったのが1950年のこと。20年余りののち1971年には最後の島民が島を離れ、ユルリ島は再び無人島となる。2006年、かつての島民たちの高齢化によって馬の管理が困難になったことからユルリ島から雄馬の引き上げが実施される。それによって島の馬はゆるやかに絶えることが運命づけられることとなる。2011年の夏に、岡田がはじめて島を訪れた際に12頭を数えた馬たちは、次第にその姿を消していき、2024年には2頭を残すだけとなった。


《著者情報》
岡田敦(オカダアツシ)
写真家・芸術学博士。1979年 北海道生まれ。大阪芸術大学芸術学部写真学科卒業。東京工芸大学大学院芸術学研究科博士後期課程修了。富士フォトサロン新人賞(2002年)、木村伊兵衛写真賞(2008年)、北海道文化奨励賞(2014年)、東川賞特別作家賞(2017年)、JRA賞馬事文化賞(2024年)を受賞。主な写真集に『I am』(赤々舎/2007年)、『ataraxia』(青幻舎/2010年)、『世界』(赤々舎/2012年)、『MOTHER』(柏艪舎/2014年)、『安田章大写真集 LIFE IS』(マガジンハウス/2020年)、『エピタフ 幻の島、ユルリの光跡』(インプレス/2023年)がある。作品は北海道立近代美術館、川崎市市民ミュージアム、東川町文化ギャラリー、東京工芸大学写大ギャラリーに収蔵されている。

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Book Meter Reviews

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  • Yuko

    <日本の本土最東端、根室半島の沖合に浮かぶ周囲8キロメートルの無人島、ユルリ島。人間が住むことをやめて半世紀以上、馬たちだけが暮らす「幻の島」を写真家 岡田敦が10年以上にわたり撮り続けた、消えゆくものたちの姿と風景を記録する写真集。> 2011年8月から2019年の2月までの島、馬、星空、灯台の写真集。年の半分くらいは雪に覆われた極寒の地なのであろうか?氷点下何度くらいになるのだろう・・少ない草で、どうやって生き延びているのだろう。そんな疑問がかずかず浮かんだが、それに答える記述があとがきにあった。

  • takao

    ふむ

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