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「対外援助国」中国の創成と変容 1949-1964

岡田実

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784275009425
ISBN 10 : 4275009428
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2011
Japan

Content Description

冷戦期の旧社会主義諸国は、いかなる動因、政策、体制のもとで対外援助を実施してきたのか。戦後復興から新国家建設の途上にあった中国が、ソ連の援助を受入れつつ「兄弟国」への支援を開始し、さらに「対外経済技術援助八項原則」を有する「対外援助国」に変容していく軌跡を描く。

目次 : 中国の対外援助をめぐる諸相/ 第1部 第一の機軸―社会主義諸国内での援助の受入れと対「兄弟国」援助(「1950年体制」の形成/ ソ連からの援助受入れ/ 対「兄弟国」への援助)/ 第2部 第二の機軸―非社会主義民族主義国家への援助の展開(バンドン会議の開催と対外援助のアジアへの拡大/ 中東・アフリカ民族解放闘争への支援と中国)/ 第3部 第一の機軸の瓦解と新たな秩序形成に向けた対外援助の模索(中ソの亀裂とソ連の対中援助の打ち切り/ 中ソ同盟崩壊下の対外援助政策の形成と「1964年体制」/ 対外援助の行政と実施体制/ 結論)/ 結びに代えて―「対外援助国」中国の創成と変容から見えるもの

【著者紹介】
岡田実 : 東北大学法学部卒業後、民間企業勤務を経て、1988年に国際協力事業団(現独立行政法人国際協力機構、JICA)入団。その後、北京大学留学(1990‐1991)、JICA中国事務所員(1991‐1994)、中国援助調整専門家(2001‐2003)、JICA中国事務所副所長(2007‐2011)として対中ODAに関わる。2006年法政大学大学院にて政治学修士号を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ハマザキカク

    ソ連との対抗上、援助外交に力を入れるが、エジプトは既にソ連からの援助を相当受けている上にナセルは共産主義者を弾圧。アルジェリアにシフトするも同国も独立後はインフラ整備の為に西側とソ連から莫大な援助で出る幕なし。チュニジア、モロッコはつれない態度。決起も結局、接点が薄いイエメンやスーダン、そして反帝で一致したマリ、ガーナ、ギニアのみと仲良くなる。

  • ゆきんこ

    まとめ書き(サボり)

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