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ISBN 10 : 4880655260
Content Description
球界の課題を“セイバーメトリクス”で追究する。第1弾刊行から10年目を迎えた、統計的視座からの野球研究―セイバーメトリクスを用いた分析リポート集。米球界では現場での活用も一般化し、野球を変えてきた科学的、数値的な野球へのアプローチは、日本球界での定着も確実に進んでいる。明確に役割を担うに至った野球理論を追究する最前線のアナリストによる分析リポート9本を収録。
目次 : REPORT(新型コロナウィルスはメジャーリーガーにどのような影響をもたらしたか/ 先発・救援の適性を考える/ 救援投手の酷使によるシーズン中の成績の変化/ チェンジアップの緩急を定量化する)/ 巻中企画 2012‐2022 データ活用、テクノロジー導入、育成指向 プロ野球の変化の10年を考える。(二盗阻止制球防御点の提案/ フレーミングスキルの比較―甲斐拓也・木下拓哉・大城卓三の2020年と2021年のデータから/ 戦術的判断と基準率/ 生存競争における少数派―左投手から考える/ テーブルスコアを活用した通史的な出場状況特定)/ 付録
【著者紹介】
岡田友輔 : 統計的な見地から野球の構造・戦略を探るセイバーメトリクスを専門に分析活動に取り組む。2011年にスポーツデータの分析を手がけるDELTA(デルタ)を設立。2016年に集計・算出したデータを公開する「1.02‐DELTA Inc.」を開設
道作 : 1980年代後半より分析活動に取り組む日本でのセイバーメトリクス分析の草分け的存在。2005年にウェブサイト『日本プロ野球記録統計解析試案「Total Baseballのすすめ」』を立ち上げ、自身の分析結果を発表。セイバーメトリクスに関する様々な話題を提供している
蛭川皓平 : セイバーメトリクスの体系的な解説を行うウェブサイト『Baseball Concrete』を開設。米国での議論の動向なども追いかけている
佐藤文彦 : 株式会社DELTAが配信しているメールマガジンや「1.02‐DELTA Inc.」にてレギュラーで分析記事を提供。バレーボールの分析にも取り組む
水島仁 : 精神科専門医、認定内科医、日本スポーツ協会認定スポーツドクター。首都圏の病院の急性期病棟に勤務するかたわらセイバーメトリクスを活用した分析に取り組んでいたが、野球の奥深さを追究するために退職。メジャーリーグのほか、マイナーリーグや海外のリーグにも精通。アメリカ野球学会(SABR)会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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