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自分の運命に楯を突け 青春文庫

Taro Okamoto

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784413096430
ISBN 10 : 4413096436
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

魂を射ぬくメッセージは、時代を超えて―全身の血がたぎる言葉の熱風。

目次 : 第1章 もっと「自分」をつらぬいてみないか(絶望だからおしまいなんじゃない。そこからはじまるんだ/ もっと平気で、自分自身と対決するんだよ/ ぼくはなにものにも期待しない。それがスジだ/ この瞬間瞬間に賭ける。将来なんて勝手にしろだ)/ 第2章 「すごい!」という感動が起爆剤だ(ほしいのは、マグマのように噴出するエネルギー/ 人間はその姿のまま、誇らしくなければならない/ 無条件な行動で嫌悪感を破壊する。それがコンプレックスの解消法だ/ 無目的に生きる。それがぼくの目的だった)/ 第3章 キミも人間全体として生きてみないか(人間全体として生きることをパリで学んだ/ ぼくは覚悟を決めて、“勝てません”とハッキリ答えた/ 自分のまわりに垣根をつくって、外と溶けこめるはずがない/ 純粋に闘いあう相手、それが親友だ)/ 第4章 下手でも自分自身の歌を歌えばいいんだ(本職は人間だ/ 他人が笑おうが笑うまいが、自分の歌を歌えばいいんだよ/ 鳴らない鐘があったっていいじゃないか/ 心が生み出したものは、職人芸よりはるかに素晴らしい)/ 第5章 キミ自身と闘って、どう勝つかだ(自分と闘い、自分を殺す/ いつでも新しく、瞬間瞬間に生まれ変わる。それが伝統だ/ 孤独こそ人間が強烈に生きるバネだ)

【著者紹介】
岡本太郎 : 芸術家。1911年生まれ。29年に渡仏し、30年代のパリで抽象芸術やシュルレアリスム運動に参加。パリ大学でマルセル・モースに民族学を学び、ジョルジュ・バタイユらと活動をともにした。40年帰国。戦後日本で前衛芸術運動を展開し、問題作を次々と社会に送り出す。51年に縄文土器と遭遇し、翌年「縄文土器論」を発表。70年大阪万博で『太陽の塔』を制作し、国民的存在になる。96年没

平野暁臣 : 空間メディアプロデューサー/岡本太郎記念館館長。1959年生まれ。岡本太郎創設の現代芸術研究所を主宰し、空間メディアの領域で多彩なプロデュース活動を行う。『明日の神話』再生プロジェクト、岡本太郎生誕百年事業のゼネラルプロデューサーも務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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個を出すことに消極的になることなく、いか...

投稿日:2021/06/23 (水)

個を出すことに消極的になることなく、いかに平気で自分を表現してゆくか。そしてそれに伴うさまざまな軋轢、抵抗に対し、いかなる心構えでいるべきか。学ぶものが多い。

せごびあ さん | 愛知県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヒロミ

    なんかふしぎな構成の印象だったんですが、人生相談を編集した本だったんですね。今なら村上隆が人生相談に答える的な感じだったんですかね…ちょっとちがうか。「人生、即、夢!」ってフレーズがいいですね。「悪・即・斬!」みたいです。太郎さんの本はいつも熱くて情熱的で、ソルボンヌ大学出身のインテリなのに(だからこそ?)八方破れでかなり人間的に魅力的です。周りにいる人はたまったもんじゃなさそうですが…。写真家のキャパの恋人ゲルダとの話にはビックリしました。太郎さんはもはや歴史上の人物ですね。

  • ふ〜@豆板醤

    シンプルかつストレートな太郎節が炸裂してて好きな本!「己を貫け、平気で闘え、自分のスジを守れ、マイナスに賭けろ」という内容は『自分の中に毒を持て』と同じだけど「"会社のなかの自分"ではなく"人生のなかの自分"を考える」「尊敬する人をもつことは甘え」等々、身近なテーマもあって内容に入りやすい。もっと正直に堂々と生きなさい、というメッセージはとても素敵。「限界は考えない、人間ははじめから限界のふちに立たされているんだから」

  • ロビン

    太郎は孤独を抱きしめて社会とぶつかっていけ、とか書くので友人もいらない主義だと誤解されがちな気がするが「強い人間であっても友だちは必要だ。強ければ強いほど、みんなと一体にならなければいけない。みんなと一体になるということは・・自分の作品や発言を通してコミュニケーションしていくことなんだ」と書いているし、ロバート・キャパとその妻ゲルダとの友情の逸話はとても熱い。我々読者も作品を通して太郎の友人になれているのだと思うと嬉しい。また、絵を売らない主義を貫くため、原稿の前借をしたりする程貧乏をした話にも打たれる。

  • みち

    やはり普通の人の考えから、かけ離れている。逃げてもいいんだよ。という今の世の風潮の中、真逆を行ってますね。どんな逆境にあっても、自分の筋を貫き通す。死と対決し、燃え上がって生きる。熱すぎますね。若者に読んで欲しい1冊です。

  • マー兄

    「強い意志を持つ人間は優しい」という 言葉に感動しました。ありがとうございました。

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