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雪見酒 居酒屋お夏 春夏秋冬 幻冬舎時代小説文庫

岡本さとる

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344430853
ISBN 10 : 4344430859
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2021
Japan

Content Description

お夏の居酒屋で行き交うのは、人情、毒舌、旨い飯。絶妙な居心地の良さの虜になった男女が集い、悲喜こもごもの事件が起きる―。ある日お夏は、目黒の豪傑として知られる初老の剣客の言動に胸騒ぎを覚える。弟子の活躍も相まって声望を高めていた男に一体何が?意外な理由に一同騒然!お夏の人情裁きに酔いしれる人気シリーズ新章第二弾。

【著者紹介】
岡本さとる : 1961年、大阪市生まれ。立命館大学卒業後、松竹入社。松竹株式会社90周年記念新作歌舞伎脚本懸賞に「浪華騒擾記」が入選。その後フリーとなり、「水戸黄門」「必殺仕事人」などのテレビ時代劇の脚本を手がける。2010年、『取次屋栄三』で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • いつでも母さん

    新章第2弾。四話とも安心して読める。一話目の母を思う息子『炒り卵』二話目の筆師親子の機微『雑煮』が特に好みだった。

  • やま

    師弟関係が醸し出す、厳しさと喜びがいいです。シリーズ2作目。字の大きさは…中。入り卵、雑煮、削り節、雪見酒の短編4話。江戸は目黒の永峯町に、目黒行人坂で焼けた「居酒屋お夏」を新装開店し。そこに集まる常連客とお夏のやり取りが楽しい物語です。此度は、子弟の事を書いた「雑煮」と「雪見酒」が特に良かったです。雑煮は、外に出して修行した息子が親を超え。雪見酒は、目をかけ育てた弟子が師匠を超えて行きます。両方共に最後は、分かりあい、理解し合います。そして親が息子を、師匠が弟子を喜びたたえます。🌿続く→

  • とし

    居酒屋お夏 春夏秋冬「雪見酒」 2巻。お夏の店に来る客達の話を聞いて、人知れず手助けするお夏と清次、ほのぼのとしたり、スカットしたりで良いですね。

  • kagetrasama-aoi(葵・橘)

    「居酒屋お夏 春夏秋冬」第ニ巻。仇討ちが終わって市井の人情話に。どの編も良かったですが、『削り節』が一番心に残りました。角兵衛獅子を逃げ出した子供が必死で生き抜く話。子供の頃、鰹節を削る手伝いをしたこと、思い出しました。ご飯に載せてお醤油を垂らした時の匂いが蘇えりました。お夏の計らい、粋ですよね。まだまだ読んでいたいシリーズです。

  • むつこ

    あー、やっぱりなっちゃん好き。今シリーズは穏やかななっちゃんの暮らしが嬉しい。市井の人たちのなんだかなぁ・・・を必殺仕事人的な鮮やかな闇裁きでスカッとする。映像化なら「あの女優さん」だけど、小説のイメージだと年齢が上になってしまう。昔の婆ァ呼びは若すぎです。

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