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惑乱 仕立屋お竜 文春文庫

岡本さとる

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784167923983
ISBN 10 : 416792398X
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2025
Japan

Content Description

「せがれを頼む」その“悪党”は死の間際に呟いた。自らが始末した男から息子の救出を託されたお竜は、相棒の勝之助とともに誘拐一味を突き止め、少年を助け出す。師・北条佐兵衛の浪宅に匿った少年は「父に関わる悪党の正体」を自ら探ろうと危険な行動にでるのだが…。お竜と孤独な少年の交流が胸を熱くする時代小説第八弾。

【著者紹介】
岡本さとる : 1961年大阪市生まれ。立命館大学卒業後、松竹株式会社に入社。同社の90周年記念新作歌舞伎脚本懸賞に「浪華騒擾記」が入選。86年、南座「新必殺仕事人 女因幡小僧」で脚本家デビュー。その後、劇場勤務、演劇製作の傍ら脚本を執筆する。92年に松竹を退社。フリーとなり「水戸黄門」「必殺仕事人」「雲霧仁左衛門」などのテレビ時代劇の脚本、商業演劇、伝統芸能、音楽劇など多くの舞台の脚本・演出を手がける。2010年『取次屋栄三』で小説家デビュー。23年、第12回日本歴史時代作家協会賞(文庫書き下ろしシリーズ賞)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • いつでも母さん

    いつもに増して楽しめた仕立屋お竜。シリーズの最新刊は第8弾!お竜の将来を想像させる(笑)気難しい高齢女将の気概と自負がカッコイイ話と、もう一つ。お竜が始末した男が言い残した言葉「倅を・・」に縛られ、迷い戸惑うお竜の葛藤と目覚めた母性は今までになく面白い。仲間たちと残された息子・百合之助に生きる道筋を付ける始末にナイスの連打だった。真っ直ぐ生きて行くのよ〜と祈る私だ。

  • タイ子

    <地獄への案内人>なる仕立て屋お竜が初めて自分の仕事に対して葛藤した巻。仕事に対してはいつものごとく悪人を成敗したのは良かったけど、成敗した悪人の用心棒には9歳の息子がいた。息子の命を楯にされ、仕事をせざるをえなかった男は仕事人の手によって死んでしまう。息子を無事救出したお竜の胸にあるのは彼の父親を殺したこと。クールなお竜が見せた母性に何だかホッとする。少年に対して真実を伝えるべきか否かお竜の葛藤が読み処。もう一話は料理屋の元女将の話。気難しい女性ながらかつて夫が殺された過去を持つ。お竜の裁きがお見事。

  • 真理そら

    美少年剣士になったりしてお竜さん大活躍の巻。暑い夏にややバテ気味の私でもスカッと読めました。不運な中でもけなげにがんばる子供に弱い読者向き。

  • さくさくと♪お浜さんの変わり様にニマニマしました。北条さんは、いつもカッケー^ ^

  • すみっちょ

    お竜がだんだん感情豊かになってきた気がします。周りの人達ともますます良い関係を築いているようで安心しました。思慮深いうえに武芸に秀でてるなんて最高にかっこいい。このまま勝之助と共にいつまでも強い案内人でいてほしいと思います。お浜さんの話も百合之助の話も読みやすくてグイグイ引き込まれました。

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