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書店怪談

岡崎隼人

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065401569
ISBN 10 : 4065401569
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「お客さんに言われたんですよ。盛り塩した方がいいよ。ここ、なんかいるからって」

小説家・岡崎隼人は最新作『だから殺し屋は小説を書けない。』を出版したことをきっかけに、書店員とよく話すようになった。ある日、地元・岡山市の新刊書店を訪れると、店長が盛り塩をしているのを目撃する。数週間後、岡崎は別の書店でサイン会を開くことになったが、そこでも奇妙な体験談が寄せられていることに気づく。

新作が思うように書けず焦っていた岡崎は、担当編集の菱川と話し合い、書店にまつわる怪談を集め、モキュメンタリー調に書き直したホラー小説にすることを思いつく。怪談は続々と集まり、順調に執筆は進んでいたが、寄せられた怪談には共通点があることに気づく。岡崎と菱川は、その共通点を探るため、さらなるネタ探しに乗り出すが、次第に恐ろしい真実に近づいていく。



【著者紹介】
岡崎隼人 : 1985年生まれ。『少女は踊る暗い腹の中踊る』で第34回メフィスト賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • machi☺︎︎゛

    作家の岡崎はそろそろここら辺で大きいヒットが欲しいと思い担当編集の菱川と策を練る。そして全国の書店から書店にまつわる怪談を集めそれをまとめた書店怪談百物語でいこうと全国の書店から怪談を募る。そしたら書店ってこんなに怪異があるのって思うほど集まってびっくり。モキュメンタリーだからリアルさも加わり怖かった。本を抜いたらそこに目があって睨まれてたなんて、怖すぎて書店行けなくなる😅

  • yukaring

    書店を舞台にした怪談。思った以上に本屋さんと怪異の相性がいいのか、とにかくリアルに怖い。どこまでがフィクションでそして本物なのか想像すると書店に行くのが怖くなってしまう。書店員さんから聞いた奇妙な話から書店ホラーの執筆を始めた主人公。全国の書店員さんの体験談を募集すると沢山のお話が集まるのだが、ある共通点が浮かび上がってきて…。勝手に落ちる本や誰もいないのに感じる気配など、誰しも経験がありそうな身近な出来事も境界が揺らいだのかもしれないと思うとゾッとする。先の見えない展開に惹き込まれる没入型書店ホラー。

  • keroppi

    【日本の夏は、やっぱり怪談】〈其の三・和洋折衷〉イベントにはちょっとフライング。NetGalleyで読んだので、やはりこのイベントにあげておく。全国の書店から怪談を集めるという企画で様々な怪談が集まってくる。実際元になった怪談がありそう。それに共通する怪異が出てきて、なかなか怖い。書店は元々神聖な場所だったとか、本が霊の依代になるとか、書店ならではの背景も語られる。編集者がだんだん変になっていくところが特に怖い。書店は大好きな場所だが、なんだか怖い場所にも見えてきて困ったものだ。#Net GalleyJP

  • 雪紫

    新刊書店の怪談募集。思いの外多く集まった怪談のいくつかには段々と共通項が集まって・・・なフェイクドキュメンタリー。知らなきゃ止まれない、例え恐怖が待っていようとも・・・な姿勢の結果がこれである(白目)。表紙と合わせてどの怪談がノンフィクションでどれがフィクションか境界がわからなくなる。すべてが繋ぎ合わさり、もしかして、ホントの話。と聞きたくなる恐怖。ラストが圧巻。菱川さん、大丈夫?

  • ゆのん

    ホラー小説も、ホラー映画も大好きでよく読んだり観たりしている為に慣れてしまったのか、あまり怖いと感じないのだが、本作はかなり怖い。感想を書いている今も1人でいるのが怖いくらい。所謂霊感は無いのだが、霊感が強く何度も見ている人と一緒に居て巻き込まれた事がある。『書店』『本』といった生きていくのに不可欠な身近な物が現在我が家には7000冊程あるのだから…。作家の想いや、出版業界人の想い、更に読者の想いが本に…。フィクションらしいが実話だとしても怖いけど驚きはしないかも。読書を辞める事も出来ないのだけどね。

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