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#殺人事件の起きないミステリー 自薦「このミステリーがすごい!」大賞シリーズ傑作選 宝島社文庫 「このミス」大賞シリーズ

岡崎琢磨

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784299046543
ISBN 10 : 4299046544
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

『このミス』大賞の人気シリーズの中から、著者が自ら選んだ“人の死なないミステリー”のみを収録!抽選くじの番号が重複してしまった理由とは?岡崎琢磨「ビブリオバトルの波乱」。危険なダイエットを続ける女子大生に隠された秘密とは?友井羊「ふくちゃんのダイエット奮闘記」。日常に潜む謎を名探偵たちが華麗に解決!怖がりさんでも楽しめる、とっておきのミステリー5篇。

【著者紹介】
岡崎琢磨 : 1986年、福岡県生まれ。京都大学法学部卒業。第10回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉として『珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を』(宝島社文庫)で2012年デビュー。同書は2013年、第一回京都本大賞に選ばれた

小西マサテル : 1965年生まれ。香川県高松市出身。明治大学在学中より放送作家として活躍。第21回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞を受賞し、本作にてデビュー

塔山郁 : 1962年、千葉県生まれ。第7回『このミステリーがすごい!』大賞・優秀賞を受賞し、『毒殺魔の教室』にて2009年デビュー

友井羊 : 1981年、群馬県生まれ。第10回『このミステリーがすごい!』大賞・優秀賞を受賞、『僕はお父さんを訴えます』にて2012年デビュー

柊サナカ : 1974年、香川県生まれ。第11回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉として、『婚活島戦記』にて2013年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • machi☺︎︎゛

    それぞれの作家さんが自分の作品の中のシリーズものから選んだ短編集。タレーランとスープ屋しずくは既読だったけど忘れていたので初めて感覚で楽しめた。ちゃんとミステリーだけど人が死なないから温かい気持ちになるものもあって良かった。小西マサテルさんは初めてだったけど「名探偵のままでいて」を読んでみたくなった。

  • ごみごみ

    5話の短編ミステリーを収録。岡崎琢磨さんの「ビブリオバトルの波乱」 友井羊さんの「ふくちゃんのダイエット奮闘記」この2作品が好み。小西マサテルさんの作品は再読。タイトルから、殺人事件が起こらないことは分かってるので、ある意味安心して読める。読後感も良い話ばかり。

  • とろこ

    こういう、<日常の中に潜むミステリ>もいいですね。どのお話も登場人物の心情が丁寧に描かれているので、なぜそういう行動に至ったかが理解できました。「ビブリオバトルの波乱」は本好きの心をくすぐり、「緋色の脳細胞」では切なくなり、「知識と薬は使いよう」ではやはり、と思い、「ふくちゃんのダイエット」ではホロリとして、「暗い部屋で少年は一人」では怒りと希望を同時に感じました。殺人事件が起きなくてもミステリは成立する、ということを教えてくれた一冊でした。

  • ひさか

    2023年9月宝島社文庫刊。5人の著者が選んだミステリー5編。 岡崎さん、塔山さん、友井さん、柊さんは、シリーズものからのチョイス。柊さんは未読なのでわからないが、他の3人は選んだ作品がイマイチ。もっと面白いのがあると思うのだが…。小西さんの認知症の探偵というのが気になるので読んで見ようと思います。

  • だのん

    読みやすい短編集でした。日常の謎はとても悩ましいものが多くありますね。『珈琲屋タレーラン』以外は初めて読む作家さんでしたので、これから新しくシリーズを読む楽しみができました。

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