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貴方のために綴る18の物語

岡崎琢磨

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784396636081
ISBN 10 : 4396636083
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2021
Japan

Content Description

駅のホームで見知らぬ老紳士から声を掛けられた美織。謎の人物が記した短編を18本読んで簡単な感想を書くだけの仕事。報酬は1字10円、総額143万円。新手の詐欺かと訝しみつつも押し切られる形で前金を受け取った美織は、1日1話ずつ届けられる物語に次第に追い詰められていく…。最後に明かされる驚くべき真相とは?

【著者紹介】
岡崎琢磨 : 1986年福岡県生まれ。京都大学法学部卒業。2012年、第10回『このミステリーがすごい!』大賞隠し玉に選出された『珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を』でデビュー。同書は13年、第1回京都本大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • machi☺︎︎゛

    1日1話、18個の話を読むだけで高額な報酬をもらえるバイト。そんな怪しいバイトを持ちかけられた美織。半ば押し付けられるように了解した美織はその日から毎日1話読んでいく。そしてそれに短くてもいいので感想を書いて欲しいと言われ3週間続けた先に待っていた真実とは。いろんなパターンの短編も読めてその意味が最後でわかるという構想も良かった。

  • みかん🍊

    駅のホームで突然老紳士に声を掛けられ、1日1話18の物語を読んで簡単な感想を書くだけで合計143万円の報酬を得られるという仕事を持ちかけられる、当然怪しむが今最悪の状態にある主人公は失うものは何もないと好奇心から受け、毎日1話短編を読みむ、ちょっといい話、嫌な話、ミステリーやSFと様々な話を読み進めた先にあったのは、主人公の状況は何となく予想がつくものの短編も楽しめ、全編を通してのミステリーも味わえた、こんなバイトならやってみたいが、多分怪しすぎて断るだろうな、読後感は良い。

  • sayuri

    新感覚ミステリーで楽しめた。主人公は自殺を決意していた赤塚美織。駅のホーム、美織の前に現れた謎の老紳士に「1日1話の短編を読むだけで143万円の報酬を差し上げます」と言うかなり怪しい仕事を持ち掛けられる。読者は美織と共に18話の短編を順に読んで行く展開。各短篇の最後には美織の感想が記載されているが、短いながらも核心を突いていて頷ける。18編はそれぞれ趣が異なり、幸福感を感じる物から、えげつないイヤミス、エロまでと様々で、どの物語もキレがあって面白い。結末予想は付くものの読後感は花丸。「143」なるほどね♡

  • ベイマックス

    最後の話しは、伏線回収ではないですが、いいですね。数字の意味合いもいいし、愛の形についての話しもいいし。愛情にかぎらず、人間関係は様々ですよね。時には俯瞰してみる、客観視するってことも大切なことなのかもしれませんね。

  • 早い段階で結末は解ったけど、テンポが良くて最後の伏線回収もきちんとされていて読みやすかった

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