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テレビドラマは時代を映す ハヤカワ新書

岡室美奈子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784153400245
ISBN 10 : 4153400246
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

マスクによるアイデンティティの喪失、日常の尊さの再発見、多様な生き方への賛歌。パンデミック前後の時代の空気を鋭敏に反映した傑作ドラマの数々の魅力を、テレビドラマ見巧者の前・早大演劇博物館館長が、70年にわたるテレビ史の流れも踏まえ熱く語る。

【著者紹介】
岡室美奈子 : 早稲田大学文学学術院教授。前・早大演劇博物館館長。文学博士。専門はテレビドラマ論、現代演劇論。放送番組センター理事、フジテレビ番組審議会委員などの放送関係の委員・役員や、ギャラクシー賞などテレビ関係の賞の審査員、文化審議会委員を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ヒデキ

    時代の鏡としてのドラマたち を思い出しながら読んでました。

  • akihiko810/アカウント移行中

    早大教授の著者が、毎日新聞夕刊に書かれたTVドラマに関するコラムをまとめた本。19年度から22年度。印象度B  夕刊コラムからだからか、一つの内容が薄く、物足りない面があった。クドカンドラマの躍進や、最近のドラマにおける女性の連帯などは面白く読めた。ドラマは一度観ると長いので、時間がないから見ないので、よく知らなくても短いぶん読みやすかったのはプラスポイントか。  今度は著者の、長めの読み物(ドラマ論)を読んでみたい。

  • ケイトKATE

    「私はのからだはテレビドラマでできている」と書いている著者の岡室美奈子は、筋金入りのテレビドラマファンである。本書は、2019年から2023年までの新聞に連載されていたコラムをまとめたものである。読むと、話題作からマイナーな作品までチェックしていて恐れ入る。テレビドラマ史のコラムも書いて、脚本家の向田邦子と山田太一の登場で、ドラマの内容が充実して黄金時代を迎えたという考察は同意できる。テレビドラマは、カルチャー界において最も時代を映し出している存在であるから、リアルタイムは無理でも観ていきたいと思う。

  • もえ

    早大教授の岡室美奈子氏が、毎日新聞夕刊に書かれたTVドラマに関するコラムをまとめた本。TVドラマは好きでよく観ていると思っていたが見逃している作品も多かった。章の最後の幕間エッセイが読み応えあり。2019年から2022年の間に書かれておりコロナ禍の影響もかなり大きい。東日本大震災以降、家族を温かく見守る幽霊が登場するドラマが増えたという。そういえばつい最近も『虎に翼』に出てきたなあと納得。『鎌倉殿の13人』が登場人物の死を描くために人物造形されているという見解も目から鱗だった。TVドラマ愛に溢れた一冊。

  • おかむら

    毎日新聞の夕刊に月イチ連載してたテレビドラマ評コラムの書籍化。2019年から2023年まで。最近の知ってる(見てた)ドラマの話から古い昭和のドラマの話まで、コラム集なのであっさり読める新書。大石静脚本の「アフリカの夜」っていうドラマ、見てみたいなあ。Amazonプライムにないだろなー。

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