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裁判官は劣化しているのか

岡口基一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784904702741
ISBN 10 : 4904702743
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

裁判所の内部で何が起こっているのか?現職の裁判官が、裁判所の内部事情を「暴露」。白ブリーフ判事の憂鬱。

目次 : 1章 思い出話を通じて昔の裁判所を知ろう(寺子屋と要件事実マニュアル/ 25年前の裁判所 ほか)/ 2章 昔の裁判官の「智」を支えたシステムを知ろう(請求権の一生の物語/ 主張しなければ負けというルール ほか)/ 3章 裁判官を劣化させる要因を知ろう(裁判官の劣化が疑われている/ 飲みニケーションの終焉 ほか)/ 4章 裁判官を劣化させない方策を考えよう(全てを背負わされた裁判長/ 何も教わっていない裁判官もいる ほか)

【著者紹介】
岡口基一 : 1966年大分県生まれ。1990年東京大学法学部卒業。東京地方裁判所知的財産権部特例判事補、福岡地方裁判所行橋支部判事等を経て、現在、東京高等裁判所判事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • キムチ

    表紙を見られたくないから、なかなか、持って歩く読本にできず、読み終えるには時間がかかった。Facebookでつまみ食いして触れてきた岡口理論の根っこを知るには最適。読みやすい。特に2章は法曹界に関係する方々には染み込んでいく考えを述べている。ワークライフバランス感覚の浸透で語りあう時間がへった社会の人間関係に劣化の一因ありは頷ける。裁判実務の「智の伝承」の激減が判決文に激しく表れていると。「ファーストペンギン」となり内部からの発信になればとあるこの本は再読を繰り返す都度に実感出来る。

  • ステビア

    智の口頭伝授の消滅

  • tom

    この本、必要に迫られて法律、民事訴訟のお勉強を始めた人、中途半端に終わってしまった人にとって、お勉強のガイドとして役に立つと思う。そして、こういう本を書くことができる岡口さんは、上質の仕事をしてきた人だろうと思う。最高裁の事務局が、こういう人に冷や飯食わそうとするのは、品格を疑われることに。いずれにしても、岡口さんが、無事にお仕事を全うできますように。

  • アルカリオン

    非常に読み応えのある傑作。著者を(主に悪い意味で)有名にしたパンツ一丁の姿を表紙にするセンスはどうかと思うが(本人の意向なのか出版社の意向なのかは分からないが)▼本書には眉を顰めるような内容は何もなく、裁判所・司法制度について一般向けに分かりやすく興味深い文章で綴られている▼「要件事実」という基礎用語の定義が学界と裁判所実務でまるで異なっており、現在に至っても解消されていないという話には驚いた。

  • Yasutaka Nishimoto

    裁判官になるための制度が変わり、ロースクールもなんだか下火、司法修習生も半分に短縮となっては、若手裁判官がデビューする場所も不安定。人事からも目を付けられながらも、現役で東京高裁で働く著者を応援したい。

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