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戦争に抵抗した野球ファン 知られざる銃後の職業野球 筑摩選書

山際康之

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480018298
ISBN 10 : 4480018298
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

戦争の影が日常を覆うなか、ファンたちは何を観に野球場へと向かったのか? 戦争の悲惨さと、それに様々な形で立ち向かった市井の人々の姿を描き出す。

【著者紹介】
山際康之 : 1960年生まれ。桑沢学園理事長・東京造形大学前学長。東京大学博士(工学)取得。ソニー入社後、ウォークマン等の開発を経て、環境グローバルヘッドオフィス部門部長を担当。またノンフィクション作家として『広告を着た野球選手―史上最弱ライオン軍の最強宣伝作戦』(河出書房新社)ではミズノスポーツライター賞を受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • くものすけ

    戦争さなかの昭和17年に職業野球の試合が継続されていたことに驚いたが、その球場の上空をB29爆撃機が低空飛行していたというから驚いた!野球ファンの熱狂が伝わって来る本書は戦争の足音(沢村栄治は三度の戦地への招集を受け戦死…)がヒシヒシと伝わって来るが、それども球場に足繁く通う人々がいた事を初めて知った。また、同点引き分けというのは戦意消失につながるという事で、決着がつくまでやり抜く!28回まで続き客は帰らなかったというから驚いた!何もかも尋常では無い世の中、人々のバイタリティー・熱量を感じる事が出来た…

  • naok1118

    戦中の野球、特に職業野球のお話。選手、連盟、ファンがどう戦争に向き合ったかということ。資料が少ないためか、あまり明確に抵抗したという姿は見られない。どちらかというとすり抜けたかという感じ。軍国主義一色の中では致し方なしか。そういう意味ではあまり面白くなかった。

  • しゅう

    人の命、人生全てを奪っていく戦争でも野球だけは奪う事は出来なかった。 沢村栄治などの名プレイヤーたちが野球選手でなく兵士になってしまっても、プロ野球ファンが戦争の犠牲になってしまっても、そこに野球を愛する物がいる限り戦争と戦い続ける。 沢村栄治がボロボロになっていく姿や球場に爆撃機が飛んできたり、軍の所有物になった球場は読んでいて痛々しい。 球場に野菜を作り出したり、アウトなどの用語を無理やり日本語にしたり、引き分け禁止のルールは笑ってしまった。

  • Ryo Sogawa

    日本のプロ野球は立ち上げ早々に戦時下となった。そのなかでの出来事を書いたノンフィクション。

  • horada

    ***

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